2009年6月12日金曜日

Las Vegasで勝てない理由

以前、教授と話をしていて、
Las Vegasはお金儲けのシステムがしっかりしている
ということをいったときに
Las Vegasでなかなか勝てない理由を教えてくれた。
そして、なるほどと思った。

たぶん、Las Vegasでカジノに行く人は
娯楽のためにという人と一儲け使用という人
の二つに分けられると思う。

で、娯楽のためにと思っていっている人のうち
ほんの一握りがお金持ちということだと思う。
でも残りの人は余りお金がない。
まぁ、パチンコ屋さんに並んでいる人と似ているんじゃないかなと思う。
(僕はパチンコをしたことはないけど)

で、大体のパターンは
最初は負けてもいいやという小額で始めて
勝ったり負けたりしているうちに
少しずつ勝つということが多いような気がする。
後で思い返せば、あそこでやめておけばと思うことは
いろんな人にあることだと思う。

ここで、勝ってくると勝つ確率は同じなのに
これはいけるんじゃないかっていう気分になって
大きい金額をかけ始める。

大きい金額をかけ始めると
金銭感覚が自分の中で安心していられる額じゃないので
最初のころと同じように勝ったり負けたりする。
で、この段階では勝ち幅も負け幅も大きくなっているので
手持ちの掛け金が負けに耐えられずに
ゼロになってしまうんだと思う。

それに、躍起になって負けを取り返そうとして
自分の安心する範囲外のお金をかけ始めると
もうそれは悪循環でまた負けに耐えられなくなってしまう
というわけだ。

確率論的にいって期待値を考えると
ブラックジャック以外はやらないほうが良いらしいけど、
こういう心理って大いに影響している気がする。

自分の金銭感覚から一時的に逸脱してしまうということは
大きな金銭的マイナスにつながるんだと思う。

P.S.
これは宝くじで一等賞をとった人の末路が
破産とか出会ったりするというのと似ている気がする。
きっと、自分の感覚が狂ってしまうんだろうなぁ。

P.S.2
ビギナーズラックというのはそういう金銭感覚が狂う前にやめたり
掛け金を慎重に選ぶあたりから来ているのだと思う。
一山当てようというよりも娯楽を楽しむ気分でやったほうが
ずっと勝率は上がる気がする。

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