2011年3月18日金曜日

拡散:東北関東大震災の現地情報です。

現地に行って活動している知人(ユニバーサルデザインコーディネーター)http://www.npo-uniken.org/index.htmlから届いたメールです。
チェーンメールでも何でもありません。事実です。

マスコミはいつまでも感動の再会とハイライトを流してる場合じゃないです。

判断は個人にお任せします。長いですが何度も読んで納得してくれた方は発信とご協
力お願いします!!

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長いですが、是非何度もお読み頂き、可能な範囲で情報発信をお願いします。

 ★遅くなってしまい申し訳ございません。
  被災地入りは大きな収穫がたくさんありました。
  ヘリの燃料が無くなり、最大の被害地気仙沼に残ることになり、
  21時間かけてやっと帰りました。★今後は、迅速に対応いたします。

 ★まったくTVにも出ていない部分もあり、すごい状況でした。
  支援物資がまったく届いていない地域がかなりありましたが、
  そこへ届ける陸路を開拓してきました。

 ★仙台の気仙沼から福島まで何箇所か避難所を回りましたが、
  本日~明日に物資が枯渇し、死の危険があります。
  詳しい物資一覧はHPにアップ予定です。

 ★★最新情報です★★
 ・「政府直轄の民主党災害支援部」からの認定を受け、
  政府からの支援と同等の権限を与えられることになりました!
 ・行政、警察、消防、自衛隊に対しても対策本部の議員からの要請として
  依頼を出来ることになりました。

 ボランティア団体などへの個別の支援はしにくいと感じていた
 企業や個人の方、本当に人命をつなぐチャンスです!!!


●私たちの立場と役割について
私たちは一般的な支援ボランティアグループとは異なります。

私たちは、部品としては良いものが集まっているが、全体としてはチグハグになった
りもったいない結果が出てしまうものを、きちんとスムーズに機能するようにコーディ
ネートする専門家集団として、特殊な任務を担っています。それは、「国、自治体、
赤十字、自衛隊、企業、市民グループ、個人ボランティア、それぞれが力を発揮でき
るようにする」

ということです。

まず始めに気づいたのは、部分的な情報を持っている人は沢山いるけれど、誰も全体
の情報
を把握していないという事実です。

私たちは、震災発生から3日間、国や企業やNPO等様々な協力を得て、ヘリや陸路
で現地を回り、全体を把握するためのリサーチを行いました。そして、大切な気づき
が沢山ありました。この1回には書ききれませんが、一つずつ、お伝えしていきます。


●重要●皆様に知っていただきたい事実

今回の震災は非常に特殊です。
規模が大きさ、被災範囲の広さ、それに加えて、津波による水没。
阪神淡路等の地震と最も大きく異なるのは、自治体が機能していないのではなく、津
波に流され存在自体がなくなっている地域が多数あることです。

それにより、必要な支援のあり方が大きく異なり、阪神淡路の経験では通用しません。

これは、自治体経由の物資やもちろん、赤十字や国の対策本部や自衛隊からの救助や
支援や配給がまったく届かない「自治体の存在自体がなくなった地域」が多数あると
いうことです。

これは実は難しい問題です。なぜなら、阪神淡路の経験から混乱を避けるため、すべ
ての配給や救助が自治体経由になっているため、自治体が存在しない地域への支援の
仕組みがありません。

やる気がないのではなく仕組みがない。自治体も県も、警察も自衛隊も、国交省も支
援団体も生き残った避難民も何とかしたい。でも出来ない。

ここを変えるのが私たちの役割です。私たちは、各機関や個人が本当に役に立つカタ
チで動けるように、コーディネートを行っています。
今回、コーディネートが成功し、市民団体や個人ボランティアを筆頭に、自治体も県
も、警察も自衛隊、国交省、みんなが頑張ってくれたお陰で、少なくとも数千人の避
難民の現時点の生命維持に繋がりました。

今、「阪神淡路に基づく間違った情報」(自治体に集中、自治体に問合せ、現地に入
るな)がせっかく助かった命を危機にさらしています。

今、最も重要なのは、この記事を読んでいる皆様を通じて、多くの人が何が起きてい
るかという全体を理解していくことだということを痛感しています。



●重要●皆様に知っていただき、情報発信していただきたいこと
 (特に企業や行政の担当者に、皆様からご連絡いただけると助かります。)

 今、「阪神淡路に基づく間違った情報」が流れることで、被災地の命が危ない状況
です。
 出来るだけすばやく、多くの人にこの情報を伝えてください。

 ・皆様が思う以上に、被災地の人を始め行政もNPOも企業も、頑張っています。
 ・国の対策本部、赤十字など大手は、生き残りの人数が多い地域が担当で、自治体
経由の支援ルートになります。
 ・通常はそれで大丈夫なのですが、津波に流され「自治体不在の孤立被災地」が本
当に多いです。ここは、市民団体やNPOが担っています。

現在活動している市民団体やNPOやボランティアは、「非常に優秀」です。
阪神淡路と違い、高速に規制があったり、津波の水で陸路が絶たれたり、
ガソリンが無かったり、という状況で、自治体が入れないところまでいって、活動し
ているのです。

現時点で、最も確実に、不足地域への支援を行い、命を繋げています。

しかし、阪神淡路でのボランティアのイメージから、寄付や支援物資や設備の提供を
断られていることろが多いのが現状です。

私が気仙沼の命をつなぐために利用させていただいたヘリコプター。ヘリも個人持ち
出し、パイロットもボランティア、燃料数百万も持ち出し。集まった寄付はたった10
万とのこと。それでもみんな自腹を切って、活動しています。現時点で活動できてい
るところは本当に優秀です。

国や赤十字への寄付や支援も重要です。私も電話してみましたが、支援をすると発表
を行っている大企業数社に問い合わせましたが、NPO等から物資や資金の援助の依
頼は沢山来るがすべて断っているところが多いのです。

しかし、復興段階まで行かず生命維持が本当に危ういのは、「自治体不在の孤立被災
地」であり、それを担っているのは、NPOやボランティアなのです。

是非この事実を、多くの個人、そして企業の地震対策本部に伝えてください。

私たちが実際に行って確認したところ、気仙沼の地域も、自衛隊も自治体の配給も赤
十字も一切来れていませんでした。(連絡はしましたが、自治体が無いので、現在も
同様)
一方、極少数の物資でしたが、ボランティアが届けた物資がありました。3日間、200
~300人の赤ちゃんがたった1缶のミルクを別けているという状況でした。
(もちろん赤ちゃんだけが逼迫していたわけではありません。この問題も、前回のメー
ルがキッカケで、「個人」の物資支援により、命を繋げました)

今動いている市民チームやボランティアを探して、寄付や物資を届けると、本当に変
わってきます。企業についても社内の社員の方から、そしてお客様の声として、届け
てください。企業も動かせると、だいぶ変わります。

勘違いしないで頂きたいのは、生き残っている人が多い地域への支援を担当する国や
赤十字への支援や寄付も重要なのです。そこに出したから、「市民チームやボランティ
アに出さないというアンバランス」が問題なのです。

私たちが到着する前日、気仙沼のある避難所で津波が来てしまい約50人が病院に取り
残され、
周りの水で出られなくなった上、水をかぶってしまい、私たちからも要請を出し、自
衛隊による救出がされましたが、30名は寒さで亡くなってしまいました。
雪が残る地域です。着換えが届いていれば、救えたかもしれない命です。

ただし、企業も本当に命に繋がる活動をしたいという思いがあって、だからこそ、阪
神淡路の経験からボランティア団体には出さず、赤十字や国に集中するという選択を
しています。何が今起きているのかという情報が足りないだけなのです。

本当にみんな一生懸命です。その事は理解したうえで、アクションをお願いします。


◎お願いしたいアクション
  ・メディア、企業へ、上記の事実を教えてください。
  ・自治体や企業で物資運搬ルートがないところへ、私たちを紹介してください。
運びます。
  ・その他困っている被災地や自治体の相談に乗り様々な問題を解決して 
   います。どんな相談も行政や市民団体ともに一丸となって、対応します。ご連
絡いただけるようお伝えください。
   ・その他以下で可能なことを行ってください。

●救援物資提供ボランティア
 私たちがまずやったのは、命の危ない「自治体不在の孤立被災地」の生命維持です。
 詳細は後々アップしますが、気仙沼をはじめ、様々な配給の届かない避難所を回り、
 なんとか数千人の命を生命維持に繋げました。しかし★非常に過酷な状況です。

 ★特に重油、軽油、灯油、ガソリンの調達方法を探ってください。
  タンクローリーなどで南から送りたいです。静岡・山梨より上はもう枯渇してき
ています。
  支援物資を届けるためのガソリン、雪の残る地域で凍死しないための灯油必要で
す。

 継続的に必要です。
 ・今回の災害は範囲が非常に広く、足りているものは一つもありません。
 ・通常の食べ物と水ももちろん重要ですが、それ以上に、
  生死を別けている物資が数多くあります。
 ・詳しくは、WEBページにアップいたします。

 【受付窓口の設置】
  ・神戸で明日出発する3Tトラックを用意。
   関西方面の方は物資を集結してください。
   回収場所は明日の朝、指定させていただきます。

  ・亀戸、新潟、山形に受付窓口及び物資の保管をしています。
  ・自分のところでも受付窓口と物資の保管をしても良いという方、募集中です。

 【被災地での受入体制の構築】
  ・気仙沼、福島など3箇所に加え、仙台にも受入拠点を構築しつつあります。
   どこで何が足りないかタイムリーにわかるのは被災者です。
   「受入拠点」では自身も被災者のボランティアが、そこで受けつけた物資を逼
迫した避難所に配ります。(仙台では石巻まで配りに行ってもらえるそうです。)
   「最終運搬者を被災者に担ってもらう」ことで、物資が必要なところに届くよ
うにしています。

 【運搬について】
  ・全国展開している病院グループと老人ホームグループと連携し、物資と人の運
搬をお願いするともに、帰り道に体調不良者の受入れをしてもらうということを多い
日で1日数便行ってきました。ガソリンの枯渇により、送る頻度に影響が出そうです。
「自分で車もガソリンも出してくれる運搬ボランティア」が必要な状況で
す。

●人的支援ボランティア
・映像を編集してYOUTUBEに投稿出来る人。
 (編集:テロップ等):被災者の声をアップしてもらいたい。

・色んな言語に翻訳できる人。
 (世界からの支援を募ります。)

・Person Finder (消息情報): 2011 日本地震 へ
 孤立被災地の情報(当方で入手)を登録できる人。
 http://japan.person-finder.appspot.com/

・現地支援ボランティアは、大量に必要。
 阪神淡路と規模がまったく違うので、余る事はない。
 ただし、コーディネートは必要。
 私たちはボランティアの受入れ態勢を構築しています。
 現地で必要な業務の役割分担もございます。
 (物理的にも精神的にも準備が必要。要打ち合わせ)

・その他、どんなカタチでも構いません。
 歩けるだけでも大変役に立ちます。(例:現在ガソリンが無く、
 支援物資が届けられない地域の命をつなぐ。)

 可能な勤務地、可能な時間数や日数、出来ることなど連絡ください。

●情報発信ボランティア
・企業や行政機関などに、正しい情報を伝えてもらうボランティア

・自分のネットワークを使って、情報を発信してくれるボランティア

・情報の届かない被災者へ情報発信をしてくれるボランティア

 発信できる先と連絡先を教えてください。

●募金
個人、企業からの募金を募集しています。以下の口座にお振込お願いいたします。

 三菱東京UFJ銀行 四谷支店(ヨツヤシテン)
 名義 特定非営利活動法人 日本ユニバーサルデザイン研究機構
 口座 店番号 051 普通 0016109

また、お振込手数料は、支援者様のご判断にお任せいたします。

<対策本部からの約束>
 1.全額を、生存者の命を最優先に、東北地方の地震の支援に関わることに使用
させて頂きます。
 2.資金使用時には、レシート又は、記録を必ず残し、後日、公表します。
 3.プロジェクトが終了した時点の残高を、ご入金額割合に応じて、返金を致し
ます。
 例)1万円の資金提供の場合で、総資金提供金額が100万円で残金10万円の場合
、10分の1の1千円の返金と
 なります。※注:資金を有効に活用するための方策として。

<ご入金頂く皆様へお願い>
 1.ご入金の際は、入金前後にメール又はお電話にて、
 「お名前」
 「メールアドレス」
 「返金時の銀行口座」
 「金額」
 (複数人数でまとめてお送り頂く場合は、代表者の方)
 以上3点をご連絡下さい。

1万円でも数名の命を繋げます。どうぞよろしくお願いします。

●Q&A
Qボランティアをしたいんだけど、寄付がいいの?
 今はボランティアのほうが良いです。お店も全部流れているところが多いです
ので物理的に購入できません。ただし、沢山の心構えと物的準備が必要なので、問い
合わせてください。私たちがボランティアの受入れ態勢を整えた被災地の拠点で活躍
の場があります。もちろん自宅でできるものもあります。

Q寄付をしたいんだけど。
 是非、市民団体やボランティアグループへお願いします。面倒かもしれませんが、
その一手間が命を救います。

Q自治体に問い合わたほうがいいのでは?
 今、命の危険があるのは問合せができる電話線などが機能している自治体ではなく、
 電話も繋がらない、ガス・電気・水も止まり、そもそも自治体の建物も人も物資も
なくなってしまった「自治体不在の孤立地域」です。問い合わせても、繋がりません。

 「NPOの窓口を通して送って欲しい」それが生き残った拠点避難所の被災者の言
葉です。自治体が存在しない地区ではNPOが自治体の役割を担っています。

Qなにか私も出来る事がないでしょうか?
 今本当に被災者が希望していることは、「物資提供」「労働力提供」「場所の提供」
「設備や車の提供(企業)」「資金提供」そして「情報発信」があります。
 
 自宅で出来ることも沢山ございますので、少しでも支援をしたいという気持ち
のある方は、info@npo-uniken.orgへ「ご協力形態の希望」とともに、「名前」「電
話番号」
と「メールアドレス」の3点を送信下さい。

____
●経緯●12日に医療機関から、一切支援物資の届いていない気仙沼市本吉町への支援
要請がありました。現在、東北地方の物流が支援を必要としている地域程、マヒして
います。結局、1日かかってヘリコプターを出すことに成功。しかし、この1日は「わ
ずか1日」というべき時間で、そのために、ヘリの所有者、運転士の方その他物資を
提供くださったたくさんの方にご協力いただきました。要請により、気仙沼市の孤立
被災地へ発見、被災地内で最も残存機能が充実している施設
を「受け入れ拠点」とし、「障害者や高齢者等の受け入れ」や「他の避難所」への「
受入態勢の構築」を行いました。現在東京と新潟に物資の受付窓口を設置し、毎日物
資を配送中です。現時点で、福島等も含め、3箇所の被災地で「受入拠点」を構築し、
そちらも毎日配送中で、毎日様々な被災地から情報が入る体制が整いました。

----------2011.3.19.1:20追記------------------
早速、物資・寄付などの支援などの仕方にについて
数件の問い合わせがありました。
素早いレスや行動ありがとうございます。

確かに詳しい情報ページへのアクセスが悪かったので
は以下のURLにを書いておきます。
少しでも何か支援をしたいと思っている人は、
特別な技能なくてもできる必要なことはいろいろありますので、
是非、こちらのページを読んでください。
http://www.ud-web.com/oshirase3.htm

それから、この情報が詐欺ではないのか?
といううわさが出回ったようです。
しかし、私も直接の知り合いに詳細を問い合わせたり
友人が物資を受付に持っていったりしたところ、
本当に信頼できる人たちがやっていることがわかりました。
また、Facebookのインタビュー記事でも詐欺ではないことが書いてあります。
http://www.facebook.com/note.php?note_id=161932623861491&comments

義援金詐欺ではないので、
個人的にもこの活動を応援したいと思っています。
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____
追伸:今回のメーリングリストについて、不快に感じられた方へ
・メーリングリストが錯綜し、申し訳ございませんでした。
・当機構でも出社できない社員が多く、メーリングリストの調整の
 目途が立ちません。今後は私どもからの発信のみとなりますので、
 しばらくは無視をしていただけますか?申し訳ございません。


■内閣府認証 特定非営利活動法人
■日本ユニバーサルデザイン研究機構
■ユニバ震災対策本部

■「生きている人数を最大限にする。=死者を最小限に抑える」という軸で
■すべての救援活動全体をコーディネートし活性化していきます。
■そのためには、皆様のご支援・ご協力が重要です。

2009年7月20日月曜日

ここでおしまい。

いろいろLAでの経験をアップしようと思っていましたが、
すっかり臨場感が抜けてしまったので
やっぱり帰国後にアップすることはやめておきます。

ということで、このブログはここでおしまいです。

これからブログを更新するとしたら、
mixiの日記になると思います。
良かったら、マイミク申請してください。
tadao、男、29歳で、それっぽい人が出てきます。
で、その中の「いしだただし」というのが僕のことです。
よくわからなかったらコメントに書き込んでください。

それでは、またお会いできることを楽しみにしています。

2009年7月13日月曜日

帰国します

イエローストーンの旅行から帰ってきてからというもの
ようやく実験をまともにできるようになってきたので
怒涛のごとく最後の追い込みをしていました。
それなりにまとまってきた感じはします。

たった今までレポートを書いていましたが、
結局、終わりませんでした。
なんとかここに来た結果を形にまとめて論文にできそうです。

一方、その間ブログの更新はさっぱり。
ベントは盛りだくさんあったにもかかわらずです。
ここまで研究が追い込まれていなかったら
ほんと山のような更新ができたと思っています。
それだけに悔しいですね。

日本に帰って時間があれば更新しようと思います。

アメリカ滞在中にブログの更新数は275件でした。
僕にとってはこれは記録です。
そして、ブログの目標にかかげた友達100人計画ですが、
おそらく友達と呼んでよさそうな人は27人です。
英語は最近LA来る前よりも下手になったのではと感じています。

いよいよ、あと5時間でLAを出て日本に帰ります。

それにしても
いろいろありました。
いろいろやりました。
いろいろ考えました。

いろんな人にあったことで
日本とは違うものをいろいろ吸収できたと思います。
本当にお世話になりました。

また、LAに来ることがあれば連絡します。
そして、日本特に東京に来ることがあればぜひ連絡してください。

ということで、まだ更新はすると思いますが、
僕のLA生活はここでおしまいです。

楽しかったー!!

2009年7月6日月曜日

規格品vs.規格外品

日本が工業製品において世界に優位である理由のひとつに
規格にあった製品をかなりの高確率で生産することのできる技術
というのがあげられるのは間違いないだろう。

歩留まりを6シグマにするとかいう考え方があるけど、
100万個のうち不良品は3.4個に抑える
というものだから、どれだけすごいかということがわかる。

ほんと対したもんだと思う。

この考えは日本の社会に浸透していて
それは人という対象にも適応される。
日本でよいとされるルールやものさし(規格)に合うように
教育をして、全体としての底が高い位置に来るようにする。

ただ、日本の規格に合わない人は
おかしい、常識がないとされる。

その結果、日本の規格に合わない人は、
本当は力を持っていたとしても埋もれてしまうか、
日本にいられなくなり外に新天地を求めるという選択を強いられる。

僕はLAにきてすごいなぁと思う人に沢山であった。
そういう人たちにどうしてアメリカに来たのかと聞くと
日本では生きられないからアメリカに来たと
半分冗談で答えてくれた。

アメリカは全うであったり刺激的なことをきちんとアピールできれば
認めてもらえ、いろんな人たちが力を貸してくれる。
つまり、規格に合わないようなオリジナリティや個性が重要視される。
そのため、規格に合わないオリジナリティや個性が沢山あるから
時代を切り開くアイデアが生まれやすい。

もちろん、その一方で規格外の強い個性がない人たちは、
活躍の場を見出せず埋もれてしまうことになる。

日本では個性を認める教育とか答えのない問題に取り組む教育とか
いろいろやっているが、
ルールに疑問を抱いたりものさしでは計れない人を育てているんだと思う。
それって今の日本のよさを作っている根底にあるものと相反するものである気がする。

何かを得れば何かを失うという至極当然のことを念頭に
どうバランスをとっていくかが重要なんだと思う。

金融やコンサルが高給な理由

日本は技術立国だという割には
技術系の企業の給料は金融やコンサルタントに比べて芳しくない。
そして、こうなった理由がなんとなくわかった(気がする)。

まず大前提に、アメリカが世界の経済を動かしているという上で
考えた妄想です。

アメリカでは差別がなく自由で平等な国と建前上いってはいるが、
やはり白人が優位に立てるように社会を作ろうとする力があり
そのためには資本主義国で白人がお金を沢山稼げるようにする必要があった。

そこで、白人はお金を沢山稼げる仕事とあまり稼げない仕事を作ることにした。
体を動かせばできる仕事(掃除・配送・飲食など人間の生活に最も必要とされる仕事)より
頭を動かせばできる仕事をするとお金が沢山入ってくるようにした。
その理由は、頭を動かす仕事の方がある程度の教養が必要となるため
経済的な参入障壁を作ることができるからだ。
これによりブルーカラーとホワイトカラーができたのだと思う。

しかし、教養をつければお金を沢山稼げることに気づいた人は
教養を身につけるようにお金を使うようになり、
その参入障壁は意味を成さなくなった。

これでは白人の優位性が損なわれるということで
頭を動かせばできる仕事のうち、
マニュアル化できることはマニュアル化して、
マニュアルのある仕事とマニュアルのない仕事に分けた。
そして、ある程度の教養ではマニュアルのある仕事しかできないようにした。

さらに参入障壁を高くするために、
専門的な知識がないとできない仕事を高給にした。
専門的な知識を得るためには大学を卒業する必要があり
アメリカでは大学で得た学位が職業につく資格の様な意味合いを持たせた。

おそらく、大学を卒業するだけの経済力をもつほとんどが白人になると考えたのだろう。
そして、当時はそれがある程度正しかったのではないだろうか。

しかし、昔発展途上国だった国も徐々に経済的に豊かになり
大学を卒業するだけの経済力を持つようになって来た。
そうすると、設定してあった参入障壁がまた意味を成さなくなる。

そのため、更なる差別化が必要となり
言葉が堪能でないといけないという壁を設けることで
数式である程度会話ができる科学技術から
医学、法律、経済、マネージメントを優遇することにした。
こうなると、言葉の壁を越えない限り、白人が優位に立てる。

しかし、現在アメリカに育った有色人が言葉の壁も越え始めている。
近いうちに、白人以外の人種もある程度言葉の壁を越え始めるのではないだろうか。
そして、この言葉の壁が参入障壁として機能しなくなったとき
どうなるのだろうと思ってしまう。
まぁ、白人以外にとって参入障壁となるものを考えれば
どんな職種が有利になるかわかるのかもしれない。

と、いろいろと書いたけれど、
Googleではマネージャーも技術者もそれぞれの道があって
それぞれの道で同じように昇進していけるらしい。

まぁ、企業の人的資産の効率を考えると、
それぞれ向き不向きがあって当然で、
技術者をやめてマネージャーにならないと昇進できない
というようでは、適材適所なんてできないだろうからね。