2009年6月27日土曜日

研究は完結するのか?

あと2週間で研究結果をそれなりな形に昇華しないといけない
ということになっているのですが、
いまだに実験装置のライセンスを取得することができていません。

こっちに来てからというもの
ずーっとライセンスを取るために奔走してきたのですが、
人のスケジュールや装置のメンテナンス、装置がまだ導入されていない
などといった理由で
なかなかこちらが使いたい装置にまでたどり着けずにいました。

そんな中、ようやく使いたい装置のライセンスを取得できそうなところまでやってきました
そして、今まで導入されなかった装置もようやく手元に届くかもしれないという情報が入り
故障していた装置もようやく復帰です。

不幸中の幸いという感じでしょうか、
ラスト一週間にすべての環境がそろうかもしれません。

果たして、この研究がうまくいくかはわかりませんが、
できる限りのことをして帰りたいと思います。

P.S.
あ、今なんとなく思いましたが、
物が燃えるには酸素と燃えるものと高温が必要ですが、
行動するには時間と行動の対象と情熱が必要なのかもしれませんね。

酸素と時間は身の回りに等しくあるもので、
燃えるものと行動の対象はそれぞれが見つけるもので、
高温と情熱はエネルギーという点で
共通点があります。

2009年6月26日金曜日

学生寮

昨日、お昼ご飯を友達と食べようとしたら
学生寮で食べるけど一緒に来るかと誘われたので
行ってみた。

学生寮に行ってみると
今まで知り合った人とあえたりと
なかなかこのステイを振り返るにはいい時間をすごすことができた。
みんなこうやって生活しているのかという感じで面白かった。

学生寮は1クオーターで1600ドルくらいという
超激安設定になっている。
その代わりに、月50時間?程度の学生寮の運営に関する仕事をしないといけない。
もちろん部屋はルームメイトとシェアではあるが、
食事込みでこの値段は破格だと思う。
ただ、食事込みなので部屋にはキッチンがついてないらしい。

さらに、食事を食堂でとるので
いろんな人との交流が図れそうで楽しげである。

日本の一人暮らしというものに慣れきってしまっていると
やっぱり一人がいいと思ってしまうかもしれないけど、
こういう集団生活は人と人との関係を築くことができるので
将来的にも有用なのかなと思う。

といいつつも、
僕は高級アパートで一人暮らしをしてしまったわけだけど。
UCLAに来る人がいればぜひ寮を活用することを勧めたい。

P.S.
食事は日替わりですが、味は・・・です。
食べれないことはまったくないので、その辺はご安心を。

マイケルジャクソンの死

昨日、マイケルジャクソンが死んだ。

知らない人のほうが少ないといえそうな死だったので
昨日、UCLAから帰る道では
UCLA医療センターの前は報道の車やキャスター、
マイケルジャクソンの死を悔やむ人たちでごった返していた。

歩道は自発的に歩くのではなく、
群れの中に身を任せるような感じで移動していました。
ロウソクに火をともしたり、ポスターを掲げたりした人たちの行脚です。
時々とまってはみんなでマイケルジャクソンのヒット曲を合唱するという感じでした。

さらに報道陣は、そういった人の群れを移したり、
UCLA医療センター前で陣取ってインタビューをしたりと
あたりは自然発生的にお祭り騒ぎになっていました。
(喜ぶという行為からは正反対な出来事なのですが)

僕は思います。
マイケルジャクソンは多くの人に影響を方得てきました。
だから、彼の死は確かに惜しむところがあるでしょう。
でも、彼の光にかき消されてきた無数の才能にとっては
これからチャンスなのだと思います。

kingがいなくなるということは
新しい時代の幕開けなのです。
若い世代にとってチャンスのときです。

金融不況も含めて、
いろんなところでkingがその座から下りています。
こういうときはネガティブな感情になったりしがちですが、
こういうときに生まれるチャンスを見逃さずに
掴み取って生きたいものです。

といいつつも、
僕の掴めるチャンスが目の前にあるのか
よくわかっていませんが
しっかり見極めていきたいと思います。

2009年6月25日木曜日

Google訪問

来週月曜日Googleに見学に行ってきます。
世界でも有数の先見の明のある企業で
さらにクリエイティビティを追求している企業なので
今からものすごく楽しみになっています。

その考え方やシステムについて
少しでも引き出して勉強してこようと思います。

他にもAppleやベンチャー企業も訪れて
いろんなことを体験してきたいと思っていたのですが、
研究との兼ね合いから今回は一社に絞って
できるだけふかーく勉強することにしました。

今回は、以前とは違ってしっかり予習もしていこうと思います。
今までは予習をすると種明かしをした手品を見に行く気分で楽しくなかったですが、
Stanfordにいった際に意識が変わったので
しっかりお互いに価値のある時間をすごせるようにしたいと思います。

なにか知りたいことがあれば
かわりに聞いてくるかもしれませんので
なんなりといってくださいねー。

100mの違い

最近イラン人デモが連邦政府ビルのそばで激化しています。
夜遅くまで車のクラクションと大声が響いています。
理由はもちろん一人の女性が警察の威嚇射撃でなくなったからでしょう。

今までは週末デモだったものが
今では毎日デモになっています。

昨日は、そのなくなった女性の名前とイランの国旗を引っ張った飛行機が
上空を旋回していました。

デモに何百人の人と飛行機が出てくるっていうのは
日本にいては想像もつかない様子です。

そして、道路を隔ててわずか100mほど先の場所で
映画のプレミアが行われていました。
そこは、女性の黄色い声であふれています。
少しのぞいてみると、女性がうれしそうに
千切れそうなくらい首を縦に振って
喜んでいます。

わずか、100mでこれほどまで違うのか。
なんだか世界の縮図を見ているような気分になりました。

こういうのって、いつになっても埋まらないんでしょうね。

無事帰ってきました。

無事、イエローストーン&グランドティトンから帰ってきました。
この旅行もものすごく考えること吸収することが多くて
若干消化不良ではあります。

LAにいては見れないアメリカの一面を見ることができたので
これはいってよかったなぁと思います。

慣らし運転をしないとなかなかブログも書かなさそうなので
少しずつかけるところから書いていこうと思います。