2009年2月14日土曜日

8時間労働

こっちの研究室は店じまいが早い。
これは評判通りのようで、
18時を過ぎると帰る人も多いし、
清掃員の人がトイレの掃除を始める。

もちろん例外はあって、
日本の研究室よりずっと働いている人もいる。
聞いているだけで、大変そうな人もいる。

ただ、こっちは契約や投資に対してリターンという考えが
きっと浸透しているからこういう風になるんだと思う。

1日8時間労働という契約で雇われているから
それ以上はしない。
それ以上の給料はもらっていないから、
契約をしなおさないといけない。
こんな考え方かもしれない。

もちろん、雇っている側も同じ感じで、
お金を払っているんだからそれ相応の結果を出してもらわないと困る。
お金分の仕事をしたらそれ以上は好きにすれば良い。
もっと研究しても遊んでも問題ない。
敬うことも年齢の上下も問題ない。

こういう感覚に慣れてしまうと、
日本ではなかなかうまく世渡りしにくいかもしれないなって思う。
日本にあってこっちにあるもの
それをどのように日本に持ち込むかが大事になりそうだ。

うまくやれば、文化の輸入だけで
大成功するんだろうなって思う。

P.S.
その代わり朝は日本より早いです。
僕にとってはきちんとした生活に戻すのにちょうど良い。

自分の国のことが嫌い?

こっちで仲良くしてもらっている友達は韓国人なんですが、
そのうちの一人は韓国が嫌いらしい。
日本だけが愛国心がないだのどうだのいわれていますが、
それはどうやら日本に限らないことのようです。

その理由は、韓国のほぼ半分の人がキリスト教だという。
キリスト教は神様を信仰しているのに、
その信仰している人が守ってってほしい無実の子供たちを
神様は無実の子供も殺してしまうから。
そして、もっとお金を寄付しないといけないという風になる。
そんな宗教は商売でしかないということだ。

そして、韓国の今の大統領もキリスト教であるのもいやらしい。
大事なミーティングを教会でするらしく、
そういうミーティングに参加できずにキリスト教にならないといけないらしい。
そうなると韓国で政治的に成功するにはキリスト教徒にならないといけないことになる。

なんか韓国は儒教国だと思ってたけどキリスト教国なんですね、韓国は。

で、神様が無実の人を殺してしまうというのはいかようにも説明できる。
神様から見たら人を殺すことも牛を殺すことも同じで、
人のものさしがそのまま神様のものさしに当てはまらないことなんてある。

でも、人の持っている宗教の神様はいろんな考え方があるようなので
人は自分たちに一番ぴったりくるものを信じればいいと思う。
だから、友達がキリスト教のことが嫌いならそれでいいと思う。

そんな彼は日本のことが好き。
結構こっちにいる人たちは日本のことが好き。
日本人は日本のことは別に好きでもない。

もちろん、リップサービスの可能性はあるけど、
日本人のことが嫌いだというのは聞いたことがない。

日本のことを批判する国や団体は沢山あるのに、
いまだに僕が海外に行って日本の批判をしているのを見たことはいままでない。
捕鯨反対運動を一度だけ見たけど、日本を直接批判していたわけではない。
ま、それは直接の批判になるのかもしれないけど。

でも、これだけ周りがいいといってくれる国に住んでいる国に住んでいるのに
日本人は日本の評価は低い。
いろいろあるけど良い国だと思うけどなぁ。

2009年2月11日水曜日

アメリカの一戸建て


アメリカで一軒家っていうと、
平屋か二階建てがほとんどですね。


友達が言うには
場所があるから横に広がる。
そりゃそうだなって思った。
たてに高くなるよりも横に広がった方がずっと便利だから。

これは、部屋を考えてみてもわかる。
棚にきれいにしまったものって、
いつかは取り出してきてその辺に広がっていく。
もちろん、使うために引き出さないといけないからというのはあるけど、
とりあえず、物も人も広い場所に行かないと使うことも活動することもできない。

だから横に広がるというのは全うだと思う。

でも、それは日本も一緒な気がする。
もちろん都心に行けば家は縦に長くなるけど
郊外や田舎に行けば二階建ての家のほうがずっと多くなる。
日本のように狭くても平べったいんです。

(もちろん、こっちのほうがサイズは大きいと思います。)

じゃー、日本とアメリカは同じなのかというと、
違います。

アメリカに特徴的なのは
塀のない家とか、
確実に庭がある点とか、
庭に沢山花が咲いててきれいな点とか、
庭造りに堆肥をつかってて少しにおいがする点とか、
庭に必ずといって言うほどセキュリティ会社の看板が立っていること。
セキュリティ会社と契約するのは
おそらく日本人が保険に入るのと同じような感覚じゃないのかな。
(まったく根拠はないけどなんとなく)

でも、セキュリティ会社と契約する前に
塀作ればいいのにと思った。

P.S.
大富豪の家は外から見てもわからないくらい大きいです。
家なのかどうかもわからないですけど。
小金もちの家には車が数台とまっています。

アメ車


昨日知り合いの知り合いにあったということだけど、
そこで、半年だと車を買うのもありだということがわかった。
中古車だと数千ドルで車を買える。
家賃3ヶ月分もしないんですね。

他にもレンタカーは大体30ドル/日くらい
ジップカー(長期間のレンタカー)はその半額の15ドル/日くらい。

なるほど、それで昨日話しているときは買うのもありかなぁと思っていたけど
諸所の事情により車は買わないことを硬く決心しました。
必要なときだけ借りるか完全に公共交通機関で済ますかにします。
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/02/blog-post_11.html

まぁまぁ、僕が車を持つかどうかは別にして、
アメリカなのにアメ車を見ない。
アメ車はあるのかもしれないけど、
イメージするアメ車とはまったく違う。

もうそういう時代じゃないのかねぇ。

結局アメリカでも
機能・性能・低燃費が大事なのかもしれないなぁ。
とりあえず、日本車が優秀なのは間違いないらしいです。

緊急事態!お金持ちから貧乏人への転落経験。

昨日は知り合いに紹介してもらった知り合いに初めて会うことができて、
これから人間関係が広がっていきそうだなと思って帰ってきたときのこと。
(これについてはそのうち書きます。)

寝る前にメールチェックをしてみると
来年からのアメリカ滞在予算についてのメールらしき
メールが来ました。

これは重要だなと思い、
内容を確認してみると、
ありえない内容が書いてありました。

どうやら、予定していた予算は僕の留学に使えないらしい。
ということで、日本の教授は代わりになるものを探してくれているようだけど、
早々簡単にお金が出ることもないということで
最低でも一時的に滞在費が出なくなる。
そして、滞在費がもらえる保証はない。

メールでは滞在先の教授に交渉してみてほしいとのこと。

うーん、これは正直困った。
滞在費が出なくても生活できなくはないが、
日本とアメリカの住居があるので赤字になりかねない。

ということで、急遽援助してくれそうな奨学金を探してみるが
そんな都合のいい募集は見当たらない。

そして、今日教授に聞いてみたけど、
やっぱりスタートアップしたばかりの研究室であまりお金がないし
この前無給のポスドクとして契約をしたところだから
お金のサポートはひっくり返っても無理っぽい。
しかも、アメリカでの奨学金というものも海外の研究者にはほとんどないらしい。

ますます、どうしようもないことになってきた。
こっちに来てからいろいろと大小トラブルが立て続けに起こっている。
今の不自由な状況でこういうのが起こってくれるおかげで
なかなか大変だけど、その分対応能力が上がっていくんだと思う。

LAに来てから、お金があると思っていたのに
急に足りなくなるかもしれないと思う経験はこれで2回目だ。
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/01/1_27.html

お金持ちが一夜にして借金まみれになるのに似ているかも。
まだ、借金まみれとかそんなひどい状況ではないからいいけどね。
ドナルドトランプとか大富豪たちも一度は通った道だし、
僕もこれを乗り越えて大きくなろう。

さて、こういうときはどうすればいいか。
1.お金が続く限り留学生活を続ける。
2.借金してでも留学生活をする。
3.予算が切れた時点で帰国する。

最悪の場合は教授がうちに泊まってもいいよと言ってくれてはいるから
それはそれでありかもしれない。
英語の勉強にもなるし、
優秀な人だからその生活を体験するって言うのはかなり有意義な気がする。

うーん、悩ましい。

ビザがJ1なだけに働くこともできないし、
この研究をさくっと済ましてまとめて帰るっていうのが
一番有効な時間の使い方かなぁ。
でも、せっかくアメリカに来たんだから
日本でできない経験を沢山したいしなぁ。

もっとしっかり悩もうと思う。

P.S.
何かいい考えのある人はぜひアドバイスを!

2009年2月9日月曜日

アメリカで見つけた大きいもの


アメリカって大きいっていうイメージがあるけど、
必ずしもそうでもない。

確かに飲み物のサイズとかは大きいし
服のサイズも大きいし、
キャンパスの大きさも大きいと思います。

でも、人の大きさはゲルマン系の人ほど巨人と思わないし
ハンバーガーも特筆するほど大きいわけではないです。

でも、きっとこれから大きいものをいろいろ目の当たりにすると思います。
グランドキャニオンとかヨセミテとか
大きいものは目白押しだし、
普通に都市間の車の移動時間とかが尋常じゃない。

そうそう、ひとつ新しい発見だったのは
クリーニング屋が大きいこと。
車で入っていけるから大きいって言うのもあるんだろうけど、
クリーニング済みのストックが店から飛び出してるあたりがすごい。
それだけクリーニングを使う文化なんだろうな。

日焼け対策


LAは日差しが強いので、
サングラスをしている人がちらほらいます。
あ、間違えました。
結構います(特に白人)。

僕も最初きたときは、
目が開けてられない感じがありました。
それに、日焼け止め塗らないといけないと思いました。

が、今では普通に目を開けているし
日焼け止めをいつもどおり使っていません。
(年齢的にはお肌のことを考えたほうがいいのかしらん?)

ただ、お店ではそういうことは気にしないといけません。
特に本屋さん。
本はすぐに日で日焼けしてしまうので
窓は遮光ガラスを使用しています。

でも、それになれない僕は少し店に入りにくいなって思います。

日本のお店は店の中が見渡せるようになっていて
明るい感じで入りやすいのですが、
こっちの店は店によっては中が見えなかったり、
イルミネーションがどぎつかったりで
入る気が起こらないところが結構あります。

こっちの人は気にならないのでしょうが、
そこが解消されればもっと良くなるのになって思いました。

P.S.
それに遮光ガラスじゃ、
ガラス越しのディスプレイもできないので
宣伝能力が落ちてしまいます。

おしい。おいしそうなコーヒー。

こっちにもコンビニがあるんだけど、
ちょっと日本と違うことは以前お話しました。
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/01/blog-post_6701.html

でも、こっちに日本にあるようなコンビニがないかというとあります。
有名なセブンイレブンとかFamima(Family mart)とかあります。
で、近くにセブンイレブンがあったので
中をのぞいてみました。

ざっと見た感じ、結構作りは似ています。
窓際に雑誌があったり、
壁際に飲み物とか食べ物が置いてあって、
棚に日用品とかお菓子とかがある。

ただ、ひとつ違うことは
コーヒーサーバーがあることですね。
棚の半分の長さくらいを
コーヒーサーバーとかで占めています。

ああいうのがあると、
すこしのみたいなって気持ちになります。
たぶん、家庭的な感じがするのと良いにおいがするって言うのが理由でしょう。

これで、気温が寒かったらもっと売れるのになって思いました。

P.S.
棚にごみが置いてあったりしました。
この辺は日本のほうがマナーいいですね。
やっぱり。

2009年2月8日日曜日

ブログ解析をしてみた。













昨日からアクセス解析を始めてみた。
もっと見られていないのかと思ったけど
意外と人がきていることにびっくりした。

で、google analytics(http://www.google.com/analytics/)っていうのを
使っているんだけど、
いろんな機能があって面白い。
どのページから来たとか、平均滞在時間とか。

中でも一番面白かったのが、
どこの地域からアクセスがあるかっていう地図で、
僕のページが10ヶ国からアクセスがあることだ。

アメリカと日本は良くわかる。
ドイツもわかる。
でも、カナダ、メキシコ、ブラジル、スペイン、ロマニアからって言うのがわからない。
このブログは一部の人とmixi(http://mixi.jp/)やっている人くらいしかわからないと思っていたのに。

不思議だ。

もし、俺カナダ、私メキシコって感じで心当たりのある人は
教えてくれると、そうなんだーって感じで
うれしいです。
それ以上でも、それ以下でもないですが・・・。

でも、世界中の人に見られてると思うと
ちょっとうれしいですね。