2009年3月11日水曜日

大きいことは良いこと?


今はイチゴの季節で
スーパーではイチゴが売っています。
日本では見かけないような大きなイチゴ。
それが、格安で売っているんですね。

すごいです。

で、そんなイチゴがあるもんで、
しかも1パック買うともう1パックおまけと書いてあったので
はい買いますとすぐに衝動買いをしてしまうんです。
そして、スーパーの帰り道は大きなイチゴを持って
ご満悦な顔で歩きます。

そんなイチゴですが、
いざ食べてみると日本よりは多少甘くないです。
そして、葉っぱがやたらと大きいです。
それ以上にショックなことは中身がスカスカなことです。

やっぱり急激な成長は中が追いついてこないのだろうなと思いました。

以前中国で巨大えびや巨大シャコを食べたときも
日本のほうが小ぶりだけど身がしまっていて味がおいしかったのを覚えています。

見た目は大きいほうがいいですが、
中身を考えると小さいほうがいいと思います。
なんか、大きなつづらと小さなつづらみたいですね。

控えめがいいんでしょうか?
いえ、アメリカでは主張が必要です。

P.S.
そういえば日本食パーティのなべのために買ったかきは
いざあけてみるとすごく大きかったです。
でも、味もかなり良かった。
これはあたり。

昼ごはんが食べられない。

UCLAの授業は朝から晩までみっちりある。
もちろん、すべてをとらなくてもいいのだけど、
12時から2時とかの時間帯にでも
授業があって食事はどうすんだって感じです。

ま、僕もその授業に出ているので
食事はその時間に食べないで前後にずらすとわかっていますが、
やっぱり食事の時間は授業やめたらいいのになって思います。

友達に聞くところによると
試験の時期がかなり大変らしいです。

朝早くから試験があって、
試験の場合普段2時間のところが3時間だったりします。
そのため、休み時間なく次の試験にはしごして、
また次の試験にはしごしてというのを繰り返すようです。
そうすると、気がつくと夜になっているとか。

こんな生活でいいのかなぁと思いますが、
それが普通の世界ではそれでいいみたいです。

ま、そんなことをいっていたら、
うちの教授が「私は晩御飯しか食べない」と
平気な顔でいってみました。
うちの教授元気そうだから変に説得力がありました。

でも、食事は大事だと思います。

早くも2ヶ月。

アメリカに来て2ヶ月が過ぎようとしています。

すごく早いもので、
研究は最初の味見をしっかりやっているところ
という感じでしょうか。
あまりいい装置をいきなり使わせてもらえるわけでもないので
使える装置でできることをやっているというのが正しいと思います。

ま、そうこうしているうちに
とりあえず年代もののTEMのライセンスは手に入れることができました。

次はようやくいいTEMのトレーニングに移れるということで
ここからが本番といったところでしょうか。

ただ、味見をしていて
あまり好ましくない状況になってきているというのもあって
さてどうしたものかと思っています。

ま、解決策の手がかりのようなものは見つかったので
ひょっとしたらうまくいくかもしれませんが、
もうすこしサンプルと仲良くならないと
いけない感じがしますね。

そして、僕のサブ目標の英語ですが、
友達にEnglish Technical WritingとEnglish pronounciationの
クラスに出ることを進められました。
ただ、Writingは週に2,3本エッセイを書くという宿題が出らしく
研究に支障が出ること必至らしいです。

明日で2ヶ月たって、
1週間でアメリカに帰ってくる予定が
日本の仕事も帰国時にきちんとやれとのお達しがあったので
2週間アメリカに滞在することになりそうです。

ま、アメリカに帰ってからの1週間くらいは嫁さんと
ちょっとのんびりしようと考えているので、
実質2ヵ月半の時間は使ったことになります。

そんな状況で研究に支障を出してしまうと
論文を出すまでには至らない可能性があがってしまいます。
論文を書いて練習をするか
基礎からじっくり勉強するかだったら
基礎から勉強したほうがいい気はします。

ということで、できるところまでちょっとやってみようと思います。
ま、途中でうまくいかなかったらそのときはそのときで
やる前からやめるとかいうのはやめようと思います。

残りは3ヵ月半しかないので少しあせってしまいますが、
あせってもトレーニングのスピードは変わらないので
できることをやろうと思います。

2009年3月10日火曜日

銃社会

アメリカは銃社会だ。危険だ。
日本はそれに対して銃が広まっていない
安全でいい国だ。

こういう考えって日本では結構ありますよね。

日本では銃が広まっていなくて
アメリカでは銃が広まっている。

これは単純にアメリカは危険だから銃をみんな持っていて
個人が自身を守るためだと思われている。
そういう一面があるのは事実だろうけど、
どうも僕はそれが根本の原因ではないと思う。

アメリカでも田舎の方は銃保有率が高く、
コンビニでも銃の銃弾を買うことができるらしい。
しかも、ショットガンとか持っている人も普通にいる。

そう聞くと、日本人はなんて危険なところなんだ。
怖くて住めないと思うことがあると思う。

でも、実際は田舎の人はたいていがすれていなくて
人に対して優しい人が多かったりする。
イメージでは怖いところなのに
そこにいる人たちは優しいというのは
なんだかおかしいですね。

銃を持っているから危険ということではないんです。

実はアメリカの田舎で牧畜とかを営んでいる人は
牛や羊を狼やコヨーテたちから守らなければならない。
つまりは、食物連鎖の頂点に立つ生き物と戦って勝つ必要があるわけです。

そうなると、人間の強みは道具を使えることなので
人間は強い武器を持つ必要があり
その結果、銃の保有が広がるという流れですね。

で、田舎の州はより強力な銃の保有が認められるわけで、
万が一に備えて他の州でも銃を持っていないと太刀打ちできないということで
銃を持ってもいいことになってるんだとおもう。

ワイルドライフがあるということは
人は自分で自分のそして保護しないといけないものの身を
守る必要があるということですね。

そういうことを考えると、
日本人は良くも悪くもずいぶん自然から離れてしまったんだなと思います。

P.S.
銃が怖いかどうかは結局銃を持つ人が怖いかどうかだと思います。

500人。

このブログの解析を始めて、早1ヶ月。
結果は、1ヶ月で500人。
上々の滑り出しかなと思う。

しかも、世界28カ国からのお客様。
うれしいものです。

僕が見たアメリカを読んだ人は
どう感じてるのかなと気になることが良くある。

僕はアメリカに来るまで
アメリカを違った形で理解していた。
やはりそれは、メディアを通した
アメリカであって、
どうしても曲がって伝わってくる。

もちろん、アメリカには5回ほどきたことがあったのだけど、
それはそれで真実であるけど、
見えるものは本当に表面的だったと思う。

今ですら表面的にしかものを見れてないのは
変わらないと思うけど、
それでも今までの5回とはまったく違った
アメリカというものを知ることができている。

もちろん、この僕のアメリカ観というものも
やはり曲がったものだと思う。
でも、それは僕にとっての真実。

ひとつだけ確実にいえることは、
日本にあるアメリカのイメージは
かなり美化しすぎてしまっているということでしょうか。

サマータイムに賛成。

昨日からサマータイムが始まった。
日本食パーティーをしたときに
明日はサマータイムが始まるから1時になったら2時にしないといけないよ
ただ、携帯は自動的に変わるから置時計を変更すればいい
と聞いていたので、そうなのかと思っていた。

で、昨日起きてみると、
携帯は別に他の時計と同じ時間をさしていた。
おかしいなと思いながらも
ちょっと出かけてみることに。

その日は本格的にバスに乗ってみることにしたので
バスの中で時間を確認することができた。
バスの中の時計はサマータイムが導入されていて、
確かに1時間進んでいた。

やっぱりサマータイムになったんだなということで、
1時間時計を進めた。

そして、サマータイムが来ることで
困ったことが1つできた。

それは毎朝の嫁さんとのスカイプ電話である。
今までは毎朝6時に起きていたのに
これからは毎朝5時におきなければならない。
さすがに毎朝5時となるとちょっと生活リズムを変えないと無理だ。

ということで、とりあえず早く寝ようと
早く寝る準備をするがなんだかんだで12時。

そして、急いで寝ること6時間。
寝坊しました。
5時間でおきないといけないのに6時間寝てしまいました。

嫁さんはもう寝たかなぁ、誤らないといけないなと思って
パソコンをつけてみると、
いつもなら23時のところが22時ではないか!?

なんと、1時間早まるのではなくて、1時間遅れるみたいです。
こういう計算ほんとに苦手です(笑)

ということは、これから7時くらいまで寝ることができる。
サマータイムが好きになった。

2009年3月9日月曜日

女性もバリバリ働く?

国際的に離婚、シングルマザーは問題になってきているようで
韓国はどうなの?日本はどうなの?と教授が聞いてきました。

この問題は韓国でも日本でも問題になっているようで、
その原因はやはり女性の社会進出に伴うものだということでした。

まぁ、なんだかんだで女性は男性のお金が好きで愛しているとなるわけで
お金がなかったら女性は離れていくという
日本でよくある話しがここでもあるということに
面白いなぁと思いました。
(もちろん、それだけがすべてというわけではありませんが。)

さて、話を聞いていて驚いたのは
世界的に見てなんだかんだで
女性は仕事をバリバリするというわけではないということです。
バリバリというのは家庭を顧みず、仕事にすべてをささげるという感じの事を指します。

僕のイメージでは
欧米では女性も仕事をバリバリするもので、
中国は男女ともに等しく仕事をする
他のアジア諸国の女性はそこそこ仕事をするというものかなと
思っていました。

が、欧米では女性は仕事をするには仕事をするけど、
うまく表現はできませんが、
それは生活を犠牲にするほどのものではなくて、
あくまで生活を豊かにするためのものであるということですね。
これは欧米の男性にも当てはまることが多いと思います。
(手を抜くとか仕事の質が下がるというものではないです)

日本では男性だから女性だからというのは差別だという極端な意見がありますが、
そうではなくて、役割分担として男性だからすること女性だからすることというのは
自然に受け入れているという感じがしました。

こういうのって大事だなって思いました。

欧米信仰のある日本は
変な形に加工して欧米の文化を輸入してしまったために
日本人はそれが欧米の事実だと捉えて
受け入れてしまった。

その結果、
女性も人間的な生活ができないくらい仕事をするようになってきています。
自然であるものが不自然になってしまったんですね。

ある意味、新しい価値観が生まれてくるのかもしれませんが、
それまでの痛みはものすごく大きなものになりそうです。

P.S.
あ、女性も男性と本当に同じくらい働くってなると、
女性の主権が強くなりすぎることが多いようです。
というのも、男性の論理的な判断が女性の感情的な判断に押さえつけられるからだそう。
韓国人とか中国人がそう言っていました。

P.S.2
すべてがすべてそういうわけではないのですが、
文章にすると100%そうだといっているように聞こえてしまうのが
ちょっと不満です。

3秒ルール

昨日は日本食パーティーだったのですが、
その中で気になったお話を。

よく食べ物を落としてもすぐに拾って食べれば大丈夫という
「3秒ルール」ってありますよね。
言い訳というか正当化というか、
とりあえず根拠のない理由をつけて食べ物を粗末にしないんですね。

日本でも3秒ルール、5秒ルール、10秒ルール、15秒ルールといろいろありますが、
インドの人は20秒ルールのようでした。

ただ、驚いたのは
ウクライナの人は3分ルールといっていたことでした。
単位が変わっています!

といっても、まだ同じベクトル上でのお話なので
インパクトとしてはあまり大きくないですが。

こういう常識を覆す文化に触れられるのは
すごく刺激になります。

P.S.
きっと、ものが十分に手に入るところと手に入らないところで
落とした後の時間は変わるんだろうなと思っています。
ま、どの国が豊かでどの国が貧しいかなんて
まったくわかっていないのですが。

日本食パーティー成功


昨日の日本食パーティーは
大成功のうちに幕を閉じました。

最初は約束の時間になっても準備を手伝ってくれた人しか来ていないという状況で
最初の1人が来たらはじめようとか
このまま誰も来なかったらほかの人を呼ぼうとか
いろいろいっていました。

でも、15分過ぎて1人が来て、
30分してもう2人が来て
1時間してもう2人が来て
全員そろいました。

最初はみんなおなかがすいていたので
韓国風BBQ(プルコギ)が大人気でしたが、
時間がたつにしたがって手巻き寿司、ちゃんこも人気が出てきました。
やっぱり味が強いほうが好まれるのかなと思いました。

来た人たちはみんな手土産を持ってきていて
ビール6本、ワイン3本、日本酒1本、手作りケーキ、パンケーキ、スイカ、えび、チーズ3個
と大量に食べ物が集まりました。

ただ、もとから飲み物も食べ物も余るくらいで作ってあるので
予定通りあまりました。

で、パーティーでは僕は手巻き寿司の作り方とかちゃんこの話とか
そういうのを話していて、
みんなは適当にぐだぐた話をしていました。

時間がたつにつれてみんな楽しくなってはしゃぎ始めて
各国の早口言葉を疲労しあったり、
床をたたいたり、頭でビール缶をつぶしたりと
アメリカだなーと思う盛り上がり方をしていました。
途中、一発触発の状態にも・・・ということはなかったです(笑)

最後の方はホストなのに飲みすぎて床で寝転がるという状況でしたが、
みんな楽しんでくれたようで良かったです。
(もともとお酒弱いのに、好きだからどんどん飲んじゃうんですよね。)

素晴らしいホストだったよとか
今日の料理はぜーんぶおいしかったとか
楽しかった、ありがとうとか
ほめてもらえました。

これで研究室の人と親交を深めることができたし
既婚者の嫁さん旦那さんを見ることができたし
ということでいい時間をすごすことができました。

この調子で月曜日のTEMのライセンスの取得試験も
甘い感じで通してくれることを期待しています(笑)


P.S.
こういうのをHouse Warming Partyというらしいですね。

P.S.2
当分食料には困らなくてすみそうです。
ありがたやーありがたやー。

2009年3月8日日曜日

お向かいさんは・・・

昨日、朝早くからミーティングがあったのですが、
朝早く家をでたことで
向かいの住人と初めて会うことができました。

僕が家を出ようとドアを開けると
そこにはアジア顔をした男性の姿が。
先制の”Good morning!”の挨拶をされましたが、
ひるまず「こんにちわ」と返してみました。
(おはようございますじゃなくてこんにちわの時点でひるんでいますが)

実は、以前から近くで日本語が聞こえてきていたので
きっと日本人かなと思っていたのですが、
予想通り日本人でした。

奥から女性が出てくると
その男性は女性に僕が日本人であることを伝えました。
なんと、二人は日本人でUCLAの医局に勤めているというではないですか。
思わずすごいですねーといってしまった。

で、僕はなぜか物理とかですかと
あながち間違っていない線をつかれ
今まで「ぽくない」という数々の評価を手中に入れてきた経験があるだけに
ちょっとがっかりしてしまった。

今日は天気が良かったので
二人は歩いてUCLAに行きましたが、
僕は急いでいたのでバスで行きました。

別れ際の「今日は天気がいいので歩いていきます。」
といわれたのを聞いて、いいなぁと思いました。
僕も嫁さんと今日は天気がいいから歩いていこうか
って感じのことをしたいと思いました。

嫁さんが来たら、気持ちのいい朝に散歩をしよう!

P.S.
僕は今のアパートが高いと思っているけど、
医局にお勤めの二人にとったら別に高くないんだろうな。
アメリカで医学博士は破格だって聞くからねー。

日本食パーティー目前

とりあえず、日本食パーティーまでに
手巻き寿司の準備とちゃんこ鍋の準備が整いました。
食べ物がなくなったときの
おつまみの枝豆も欠かしません。
しめのうどんもあるし、いざというときには雑炊にもできます。
もちろん、食後のフルーツも沢山ある。

ここに韓国人が作ってくれるプルコギと
スペイン人が作ってくれるスペシャル料理が加わります。

さらに、ビールに日本酒を買い込み、
韓国人がお手製野菜ジュースとワイン、
ウクライナ人が日本酒、
教授がワインとビールを持ってきてくれることになっている。

料理も僕が用意しただけでも予定人数の8人分より多く作ったし、
そこにプルコギとスペイン料理。
確実にあまると思う。
余ったら僕が食べる羽目になるんだろうな。
ご近所さんに配ろうかしら。

これは確実に大宴会の予感です。
楽しみになってきました♪