うちの教授は学生のモチベーションをあげることがとても上手だ。
ちょっとしたことにもすごい、素晴らしい、素敵だって感じでほめてあげる。
それを仮に学生がわかっていたとしても、かなり心地よい。
僕もそういう反応をもらって、日本での不備を突く議論との違いに
思わず良い気分になったことを覚えている。
これは、もちろんどのような環境にいたかということが重要だと思うけど、
僕はどうも議論するとき、相手の意見の不備を突くということを自然とするようになった。
これはおかしいんじゃないかとか
これはどうなっているんだとか
わからない部分だけを指摘するようになった。
こういった指摘は研究者として必要な部分かもしれないが、
指摘される側は否定されている気分になるので
やる気がそがれてしまう。
何をするにもやる気というものは
最も大事なことなのにその部分がなくなってしまうのは
かなり大きな痛手ではないだろうか。
それよりも、相手をまずモチベートしてあげて
それから相手の主張でわからないことを理解しようとする姿勢で
指摘していったほうがずいぶん与える感覚が変わってくる。
この辺は今の研究室が人材不足であるためにモチベートの方法はしっかり考えているのだと思う。
相手をモチベートするためには、もう少しやり方を変えた方がいいなと思った。
2 件のコメント:
研究って簡単にやる気を失いやすいので、不備を指摘されるより、ほめてもらう方が、研究室の活力が上がると思いますね。でも、なかなか「ほめてもらって、アイデアを伸ばしていける組織」って少ないものですよね。
> MOEMOEさん
ほめてもらうと活力上がりますよね。でも、もちろん不備の指摘も大事です。この辺のバランスをうまく取ることが大事ですね。
たぶん、指導する側をいい気にさせるような生徒なら、指導する側にどんどんほめてもらえるんでしょうね。ほめた分だけ結果をだすとか。
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