日本は最もうまくいった社会主義とよくいわれている。
それは、年功序列のような安定をめざした横並びシステムを採用しているからなのかなと思う。
しかし、こういう風になると、本当の社会主義と同じで
若者が活力を失ってしまう。
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/04/blog-post_14.html
企業の成長曲線を国にそのまま当てはめると、
戦後が創業期で、高度経済成長期が成長期で、それ以降が安定期で、
そろそろ衰退期に入っているような気がする。
こういうときは新しい産業の創出が不可欠で、
そのときに若者の活力がないのは大きな問題だと思う。
特に大きな問題に面しているのは男性だと思う。
男性はもともと家を守るため狩をしてきました。
狩をするためには指揮命令系統がしっかりしていて
とっさの自体に集団として動くことが必要となります。
そのため、男性は縦の社会での活動に最適化されています。
狩自体が動物との競争であるのに加え、
男性はより優位に立つためには縦の社会でうえに上る必要があり、
そのため競争によってモチベーションを得ます。
しかし、現在の日本のシステムは競争をかなり排除したシステムになっており、
男性がモチベーションを維持することが難しくなっています。
一方、女性はというと隣近所と仲良くすることで社会をまとめてきました。
この場合、女性に必要なのは協調性や安定性であり
その中で工夫してよりよい生活を目指します。
つまり、横の社会での活動に最適化されています。
そのため、女性がモチベーションを得るためには競争は必要なく
安定した状況の中での活動に適しています。
こういうことを考えてみると、
現在男性よりも女性のほうが元気だという声を良く聞きますが、
競争のない安定を目指した社会では
狩をしてきた競争が不可欠な男性よりも、
安定した状況下を好む女性の方が
元気になってもなんら不思議ではないと思います。
P.S.
こういうことを考えると、安定したシステムを好む日本人は
世界的に見ると女性的なのかもしれませんね。
・・・、というか人間は安定を常に求めてきたんですよね。
P.S.2
もちろん競争を好む女性もいれば、安定を好む男性もいます。
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