アメリカの教育と日本の教育を考えたとき、
そこには大きな違いがあると思う。
実際に体験したわけではないけど
たぶんこんな感じだと思う。
日本はお金を払っているんだからサービスするのが当然というスタンスだろう。
目的もなく大学に来て、
お金払ってるんだから教えろよ。
わかりにくいからもっとわかりやすくしろよ。
わからないからレベル落とせよ。
・・・
学生がこんなのでは
大学にいってもなにも得るものがないだろう。
わかりにくいからもっと真剣に勉強しよう。
というのが、あるべき姿ではないだろうか。
しかもお金を払っているというのも親のお金であることが多い。
たぶん、日本はみんな平等という考えと
お客様は神様という行き過ぎた考えがあるから、
サービスして当然となる。
みんな平等が加熱しすぎた考えが、
サービスの質を底辺にあわせざるを得ず、
能力のあるものは能力のないものにあわせなければならないとか、
出るくいは打つ的な考えだろう。
一方、アメリカはやりたいようにすればいいよ、
ただし、結果を出せなかったら必要ないよというスタンスだろう。
授業についていけなかったら置いていかれるし、
単位を取れなくなってしまう。
なにより、高いお金をどぶに捨てることになる。
ということで、積極的に勉強しないわけにはいかなくなる。
そして、いち早く単位をとって
高い授業料を払わなくてすむようにするわけだ。
それぞれの人のやり方は尊重するが、
能力のあるものだけを評価するアメリカ的な考えだと、
平等という考えが生まれるわけもなく、
能力のある人はどんどん高みに上っていけることになる。
そして、能力のないものは置き去りにされる。
世の中から優秀な人材が集まってくるアメリカだからこそ
なせる業かもしれないが、
日本でも人材は豊富にいると思うので、
十分できることだと思う。
いろんな批判をする人たちがいるでしょうがね。
P.S.
そういえば、アメリカには
たぶんモンスターピアレントはいないんだろうな。
日本では大学でもそういうやからがいて、
学生のテリトリーに親が足を突っ込んでくる。
そして、学生が単位を落とそうものなら、
親が何とか単位出せないですかというらしい。
何を学ばせたいんだ、こういう親はっておもう。
2 件のコメント:
> 学生のテリトリーに親が足を突っ込んでくる。
カリフォルニアの大学では、親が子供の成績などの事を学校に問い合わせても、子供が18歳以上であれば、親がそれらを知る権利がありません。
日本ほどでは無いとは思いますが、子供のdefenseに親が来た事がある、というのは聞いた事はあります...。
> 高木 敦也さん
アメリカ(それとも日本以外)はきちんと大人になれば、世間も大人としての扱いをするんですよね。日本ではいつまでたっても若者は子ども扱いですからね。
日本で言う大人という言葉は何を意味するのかと思ってしまいます。(あ、成人式のコメントみたいですね。)
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