うちの教授は今年20個くらいプロポーザルを書いたらしいが、
最近その結果がでてきている。
状況は、非常に苦しい。
そんな20個のうち採用されたのは0個。
どの申請の返事を見ても、くだらないとか価値がないとか
そういう返事ではなく、後一歩のところでどれもリジェクトされているという。
ということで、
来クォーターから研究資金がショートするかも知れないという事態に。
もちろん、大学院生にもお金のサポートができない。
そうなると、大学院生たちはインターンのポジションを探してみようとしたり
しばらく帰国しようとしてみたり、
僕は研究続けれるのかと思ってみたり。
研究グループがばらばらになる危機に!
そんな矢先、
ついに昨日申請が一本通った!
そんな大きな額ではないけど
これはかなりうれしい知らせだ。
ということで、昨日のミーティングで
いい知らせがあるということでみんなに話していた。
ほんとよかったねーっと僕ともう一人のポスドクが伝えた。
そして、その夜、
みんなでバーに行ってビールを飲んだ。
次々に教授の知り合いが集まってきた。
(といっても、お祝いに来たというわけではなさそうだった。)
少し安心することができた一日でした。
たぶん教授はもっとうれしかったでしょう。
P.S.
そういえば日本のボスも駆け出しのときは
予算を手に入れるのにすごく苦労して
小額の予算があたったときすごくうれしかったといっていたのを思い出した。
きっと、多くの人が通る道なんだろうなと思う。
3 件のコメント:
おめでとうございます。NSFですか?
しかし20本中1本とはかなり確率悪いですねー
> Uniさん
ありがとうございます。
20本中1本はかなり確率悪いですねー。
うちの教授は順風満帆にやってきていただけあって、結構へこんでました。
1年に20本もプロポーザルが書けることに驚きです。
予算がなくなって、お金がサポートしてもらえなくなったら、大学院生がいなくなってしまうのは、日本とは大きな違いのように思いました。
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