2009年1月13日火曜日

LAに到着、そして生活の準備をする

ついに、LAにつきました。
時刻は11時半。
遅れることなく時刻どおりです。

預けた荷物も目印に付けていたリボンのおかげですぐにわかりました。
リボンがなかったら何周かさせていたかもしれないと思いました。

特にトラブルもなく入国をすることができました。

出口を出ると、
受け入れ先研究室の学生が迎えに来てくれていました。
空港まで車で迎えに来てくれており、
荷物まで運んでくれました。

地球の歩き方では最低気温は10度を切っていたので
それなりに寒いのかと思っていましたが、
到着してみると気温は22度で日差しが強く「夏」といった感じでした。
彼が言うには、いつものLAの気候だと言ってました。
日差しは強いので、日焼け止めは使ったほうがいいと言ってました。

日焼け防止のために長袖のジャケットを着ている人からタンクトップの人までいて
人それぞれだなぁというのがあらわれています。
個性を認めるというか、あまり他人の興味がないのかどっちなんでしょうね。
買い物とかに行くと世間話をするので他人に興味がないわけではなさそうです。

それから、UCLAらへんは真夜中に歩いていても安全で
たくさんの人が歩いているよと言っていました。
というか、深夜実験をそれなりにするような感じでした。
メリハリがものすごいと聞いていたアメリカですが
その辺は日本とあまり変わらないのかもしれません。

ゲストハウスのチェックインが3時からだったので、
・僕の半年間の住まいの候補の紹介
・銀行口座の開設とデビットカードの発行
・携帯電話の契約
・受け入れ研究室の先生への挨拶
をさせてくれました。

いろいろとわからないシステムがあったので、
すごく助かりました。

銀行口座は
普通口座(checking account)と定期口座(saving account)があって、
普通口座をよく使います。

インターネットアカウントはハッキングされるからネットで買い物をするときは
クレジットカードを使ったほうがいいらしいです。
彼も彼の知り合いもハッキングにあったことがあり、
FIBのお世話になったことが何度かあるらしいです。

買い物や食事はキャッシュは信用されないので
デビッドカードやクレジットカードを使ったほうがいいことを教えていくれました。

携帯電話は複数年契約はできないので
月600分通話(発信と受信を合わせて)できて、
夜と週末は無料で国内通話ができるプラン(39.9ドル/月)にしました。
600分を超過すると数百ドル罰金らしく通話時間を考えて使わないといけません。

また、LAではそんなに携帯の使用はヘビーではないと考え
一番安い端末(109ドル)の購入をしました。
ちなみに、消費税は8.25%です。

ついた初日にこんなに準備ができるとは思っていませんでしたが、
時差ぼけを解消するためよく寝ようと思います。
ちなみに、ひとりでクイーンサイズのベッドの部屋で寝ることになりました。

P.S.
彼はすごく親切でした。
明後日にプレゼンテーションがあるにもかかわらず
一日潰して僕の案内をしてくれたし、
明日も付き合ってくれるようでした。

彼はPh.D.の学生で少し前にディフェンスに落ちているとのことでした。
卒業するには、中間審査、筆記試験、口頭試験、予備審査、本審査と5回の審査を経るらしいです。
合格率は50%らしいです。
アメリカは厳しいですね。

というか、彼曰く、
受け入れ研究室の先生は新しく研究室をもったばかりらしく、
研究室に人手が足りず
そのうえテニュアなので結果を出さないといけない。
そういうときに主力戦力の離脱は避けたいから卒業できなかったらしい。

卒業要件はPRL6本と言っていました。
そりゃ厳しいですね。

テニュアの先生も大学からもらった予算以上のリターンを出さないとクビらしいです。
ここでも投資的考え方があるんですね。

先生も自分で手を動かして実験するとのことで、
これはアメリカの優秀な研究者の本気の研究スタイルを吸収できる貴重な機会だなと思いました。
ちょっと研究がハードになるかもしれませんが、
できるだけくらいついてレベルアップといきたいです。

それから、日本とのジョイントセミナーもそこそこあるらしく
名前を売ることもできそうです。

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