2009年5月27日水曜日

ロデオドライブに見るディスプレイ


ビバリーヒルズのロデオドライブに行ってきた。
高級なお店が立ち並ぶ場所として有名です。
世界のお金持ちが来ていて日本人が中途半端な格好をしていくと
恥ずかしいという風なことをいわれたのですが、
とりあえず行ってみたかったので行ってみました。

で、特に何か買いたいわけでもなかったので、
その辺を行きかう人を見てみたり
お店のディスプレイ方法を見てきました。

そして思ったこと。

ディスプレイは店のステージによって変えないといけませんね。
すでに有名な店と有名じゃない店なんですけど、
すでに有名な店は、
お客さんにお目当てのものがあったり何かを見るつもりで来ているので
お客さんにお目当てのものがあまり見えないようにしておいたほうが
店の中をしっかり見て回ってくれます。

一方、同じことを有名じゃない店ですると
素通りします。
それではいけないので、入り口やとおりに面するところに
自慢の一品などを魅力的に見えるようにして、
お客さんがその店の中ものぞいてみたいなというようにしておきます。
そうすれば、そのディスプレイに惹かれた人は
中にも何かあるのかなと思って
中にいってみようと思うわけです。

これはいろんなことについて同じことが言えます。

例えば、
これから駆け出しの芸能人は前面に自分のキャラを出して
覚えてもらわないといけませんが、
すでに有名な芸能人は自分の売りを適切なときにだけ出すことで
適切なコントラストを生み出します。

例えば、
スタートアップの会社の社長さんはどんどん名刺を配って仕事を取ってきますが、
大企業の社長さんは適切なときに適切な仕事を取ってきます。

まぁ、いろいろあるわけですけど、
自分の立ち居地を理解して行動すると
人からの評価をある程度コントロールできるなと思いました。

といっても、自分の持つものっていうのは
変わらないわけですけど。

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