2009年5月26日火曜日

ルールと信頼

以前、教授と一緒に研究棟に入ろうとしたとき
うちの教授もリストに登録されていなかったらしく
守衛のところで足止めを食らいました。

そのとき、教授が言っていた言葉が印象的です。
「人間関係の根本にあるのは信用だ。それがないときにルールが必要になる。こんな感じでやっているから、カリフォルニアは無駄な仕事が増えて、貧乏なんだ。」とのことでした。
審理だなぁと思う一方で、それに便乗して文句まで言ってるよ、この人と思いました。

こういうことを考えると
日本人は戦争に負けるまでは
基盤になる共通認識(常識)があったから、
ルールなしでいけたのに、
アメリカに占領されて必要のないルールを作られ、
異文化を取り入れることで、
信頼関係というものがどんどん崩れて
ルールが必要になってきている気がします。

まぁ、ある意味北朝鮮的だったということを言う人もいますが、
絶対的な上下関係や人間と人間の信頼関係は
あったと思っています。

まぁ、その信頼関係の変わりに
物質的な豊かさと多様化が生まれてきているんだろうとは思います。

といっても、まだまだ日本では問題が少ないわけで、
日本があるのは常識を蓄積してきたからなんだな
と思います。

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