2009年5月4日月曜日

豚インフルエンザの対応:T大 vs.UC LA

豚インフルエンザの対応について
面白いなぁと思ったので記録しておきます。

たまたま僕は日本のT大からUCLAに
短期的に研究員という肩書きで来ているので
日本で回っているメールとLAで回っているメールの比較ができます。

すると、面白い結果がでました。
UCLAで全体に回ったメールでは、
豚インフルエンザに気をつけてね。
くらいのもので、追加情報は随時更新されるから、確認してねというもの。

一方T大はというと、
万が一のときは豚インフルエンザで完全休校もありうるので、
大学運営するに当たり必要最小限の人のリストを挙げてくれ。
というもの。

これだけ見ると、どっちが豚インフルエンザはやっているかというと
日本のような気がします。
でも、実際は皆さんご存知のとおりアメリカなんですね。
しかも、LAはメキシコに結構近いところにあるのにこんな感じなんです。
日本では考えられない対応ですね。

周りの人が日本人はメディアに過敏すぎで
アメリカ人はメディアに鈍感すぎるといっていたのですが、
確かにそうかもしれません。

なんだか僕の中のイメージが
日本⇒ヒステリックお母さん(悲観的)
アメリカ⇒アバウトお父さん(楽観的)
という感じになってしまいました。

日本人はすべてを鵜呑みにして、
それを過大に意識してしまうのかもしれません。
敏感すぎるのも困りものですよ。

6 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

メディアの報道を鵜呑みにしている考えることのできない日本人がアホですね。メディアはこういう時期こそ稼ぎ時ですから恐怖キャンペーンを張って視聴率を上げるのが目的です。番組の企画をせずタレントも使う必要がないので番組製作が安く上がり、こういう事件はとても視聴率が取れるのでテレビ番組にとっては万々歳です。

WHOの発表しているフェーズ段階も流行度を指すもので、病気の危険度をさすものではありません。毎年日本だけでも普通のインフルエンザで1万人が死んでいます。全く無知なのも困りますが、過剰反応も同じように問題です。

ittadao さんのコメント...

> Uniさん
僕もそういう面があるので耳が痛いですが、メディア報道を鵜呑みにしてしまいすぎな面はありますよね。おかげさまで、僕も少しずつですが意識が変わっていると思います。
ただ、日本の立場からすると、実際が見えない+入ってくる情報はメディアから(一部インターネット)に限定される、ということがあるので、判断はなかなか難しいと思います。まぁ、一歩引いた目で見れる状況でしょうから、しっかり調べればいいんでしょうけど、日本人は仕事に縛り付けられているのでそういう余裕がないですね。

さて、フェーズはどうも誤解して認識されている節がありますよね。こうやって書いてもらえると、読んだ人が理解できると思います。

それから、インフルエンザ毎年世界で数万人なくなっているということをCNNで読んだ気がするので、日本で1万人となると日本はなかなか大変なことになっているってことですね。

高木 敦也 さんのコメント...

GWがありますので、どうにか海外ででは無く、日本国内でお金を落として欲しい、というのもあるのではないでしょうか。

ittadao さんのコメント...

> 高木 敦也さん
おー、その視点はなかったですね。たぶん、そのおかげで海外旅行は減ったでしょうからね。
そういう知らない間に日本の状態を良くするということを、日本の上の人ができるなら、ちょっとうれしいですね。

ittadao さんのコメント...

「新型インフルエンザに関わる休業措置の実施方針について」というのが、T大では発表されました。どうやら、構内に(病院を除いて)誰一人として立ち入り禁止にするらしいです。すごいですね。
これで何かあっても対策していたといえるということでしょうね。すごく限定的な対策で、どうせ対策するならもっと考えた対策にしないのかなぁと思います。

ittadao さんのコメント...

ちなみに、隣の机の中国人は、どうしてアメリカ人は騒がないんだっていってたので、アジア的な対応なのかもしれないですね。

でも、別のブログでは日本人がメディアに対してヒステリックに反応するのは笑い種にされているって書いてあったのも思い出します。