2009年7月4日土曜日

アメリカは50の国の集まり

以前の少し書いたけど、
アメリカをアメリカと捉えて他の国と比較するのは
ちょっと無理がある気がする。

というのはよくいわれることだけど、
本当にそのとおりなんだと思う。
GDPを見てるとアメリカ50州の各州が
他国と比較して上位に食い込んできている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_between_U.S._states_and_countries_nominal_GDP

そして、国土も人口も自然も
他国と比較してもその馬鹿でかさは目を見張るものがある。

これだけのものを一国がもっているとなると
ある意味、何でもやりたいことをやりたいようにできる。
法律による規制も50の州がそれぞれの法律を持っているために
どこかの州に行けば問題なく法律の網をかいくぐったこともできてしまいます。

法律も自分で選べる、そして規制も基本的にゆるい、
場所も環境も人材もある。
後はお金さえあれば、なんでもできる。
規制が入るとしたら権力者やお金持ちの都合の良い環境づくりのためくらい。

だから、いろんな人が前だけを向いてやりたいことをやって
自分の能力を開花させるのだと思います。

という状況を考えると、
国同士の比較を行うにあたって、
アメリカというと50の国の集まりと他国の比較を行っているといってもおかしくないです。

そりゃ、どの分野においても普通は比較できないはずです。
なにせ、50の国がいろんな分野において世界をリードしようとしているわけですから。
そうすると、アメリカはすごいという評価が出てきます。

でもいったん、カリフォルニア州とかイリノイ州とか
そういう分解を行ってしまえば別に過剰な評価をし過ぎなくていいのかもしれない。

で、そんなアメリカ経済を支えているカリフォルニア州(GDPアメリカ1位、世界7位)ですが、
経営破たんしています。
でも、そこまで住民は悲壮感がありません。

何がそう楽天的にさせるのでしょうか。
カリフォルニアがだめになれば他に行けばいいやという感じなのでしょうか?
その辺はまだまだ良くわかりません。

これは実際にそこで給料をもらって生活をしてはじめてわかるのかもしれませんね。

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