アメリカでの日常生活には
あまりお金がかからないということを言う人が
ちらほらといた。
最初はお金のない人がいるからそういう人が生活できるように
生活必需品は安いのだろうと理解していた。
でも、お金のない人のために安く設定してあるというわけではない気がしてきた。
アメリカは不法滞在者で肉体労働をする人から超金持ちまで
いろんな経済感覚の人がいる国である。
そのため、何か物を生産するに当たっては安い人件費で雇える人を使うことで
製品を生産するコストを安く押さえることができる。
これが生活必需品が安い理由ではないだろうか。
では、このように経済的格差があることで不満が多いかというと
そうでもないらしい。
日本のように全員が全員高い教育水準を誇っていないため
それまでにこんなに勉強したのにどうして肉体労働をしないといけないんだ
という風な考えに至らないためらしい。
だから、肉体労働をしている人はそれに合わせた生活
研究をしている人はそれに合わせた生活
お金持ちはそれに合わせた生活にそれなりに満足しているとのこと。
もし、それに不満があればそこから抜け出すために行動をすればいいという感じなのだろう。
全員が高い教育水準を持っていれば
お互いにまともな判断ができたり、きちんと話し合いができたりと、良い点は沢山あると思う。
でも、みんなが高い教育水準を持つからこそ生まれる不満は確かに問題なのかもしれない。
この不満のために、活き活きと生活していない人が多いのかもしれない。
これをなくすためには、結局高い教育水準を持っている人たちが
自分たちの気持ちを満足させるための人たちが必要になるのかもしれない。
(江戸時代の階級制度じゃないけどね・・・
何か良い解決方法はあるんだろうか。)
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