2009年3月3日火曜日

日本人は極端だ

最近思うことだけど、
日本人はすごく極端な民族だと思う。
僕もご他聞に漏れず日本人なわけではあるが。

赤信号みんなでわたれば怖くない
という言葉が的確に示すように、
みんながそうするんだったら間違ったことでも平気で肯定するわけだ。

高度経済成長なんてものはとことん経済成長を追及した結果だし、
1990年のバブル崩壊なんてのもみんなが土地にお金入れるから俺も私も土地にお金入れておこうという結果だし、
企業の再建にはリストラ・コスト削減だっていうととことんするし、
あげだしたらきりがない。

こんな民族だから上に立つ人は簡単に国民を誘導できるはずなのに
なかなかそうもいかない。

なぜなら、マスメディアが足を引っ張っているからだ。
戦後の高度経済成長時分はメディアと政治が手を取り合って
国民が前を向いて戦後復興できるように導いてきたんだと思う。

でも、今はマスメディア全体がワイドショー化してしまって
インパクト勝負、いかに面白おかしくするかという
商売根性丸出しの報道がほとんどだ。

これじゃ、うまくいくものもうまくいかなくて当たり前だろう。

こんな国民たちを早く良い方向に極端に動かしてくれる
そんないい連携を取れればなと思う。

そのためには、
明確なビジョンとそれにいたる道のりの提示が必要だろうな。
早くそれが実現して、日本人が極端にビジョンに向かって行動し
極端に活き活きして極端に国が栄えてほしいと思う。

P.S.
そういや先日あったバレンタインっていうのも
本場よりも日本の方が熱狂的ですね。
やれ、W杯だといえばW杯。
やれ、遼ちゃんといえば遼ちゃん。
振り回され泣きがします。

P.S.2
マスメディアに対して何も対策がないわけでもない。
それを実行したのが小泉元首相かもしれない。

面白おかしいネタとインパクトあるネタを
やりたいストーリーの中に取り組んでおいたのだ。
例えば、小泉チルドレンとか聖域なき改革とか
そういったのに表現されると思う。

僕は小泉元首相の後に首相になった人たちが
決して彼の政策に劣る政策だったかというとそうではないと思うし、
もっと優れたものもあったことと思う。

ただ、メディアが取り上げるのはそこじゃない。
もっとインパクトがあって面白いこと。

でも、結局のところそうなのかもしれない。
いかにうまく伝えるか、いかに人を巻き込めるか、
プレゼンがその勝敗のすべてを握る。
どうもアメリカ的な気がして仕方ない。

このアメリカ的なスキルをこの留学中に身につけられればと思う。

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

日本のマスコミは○○○がお金を出して操っています。日本人の国民性とは関係ありません。今週の日曜日にいろいろわかると思います。

ittadao さんのコメント...

> Uniさん
コメントありがとうございます。
僕が思っている以上のところに操られていそうですね。日曜日が楽しみです。