日本とアメリカの考え方の違いに
潔癖性があると思う。
日本は潔癖で、アメリカはルーズ。
どちらがいいとか悪いではなく
バランスの問題とは思うが、
バランスという意味ではまだアメリカのほうが取れているのかもしれない。
というのも、両国の不法滞在者に対する意識というものである。
日本もアメリカも不法滞在者は不法であるから、
取り締まらなければならないとしている。
日本は不法滞在者が増えることを極端に嫌い、
それによる犯罪の増加を危惧している。
一方、アメリカは取り締まらなければならないというのは表向きで
水面下ではその存在を必要としている。
実は、アメリカ経済は不法滞在者で回っているらしい。
肉体労働などをしている人はほとんどが不法滞在者。
メキシコの人はフェンスを普通に越えてやってくるし、
不法入国のサービスもあるらしい。
国境までつれてくる人たちと国境まで迎えに来る人たち。
そんなのがあるとなるともうある意味合法に近いと思う。
(日本にも似たようなサービスがあるのかもしれないがそんなに表に出てこない)
それから、泳いでわたってくる人たちもいて
そういう人たちは海で朝釣りをしていたりすると良く見かけるらしい。
もちろん、だからといって通報なんてしない。
だって、彼らがいないと肉体労働とかが回らなくなってしまって
その上で生活しているアメリカ人が肉体労働をしなくてはいけなくなるからだ。
事実、ある州で警察と入国管理局を一緒にしたことで
不法滞在者がいっそうされて経済が回らなくて困っているらしい。
なんたることだろう。
こんな状況だから、
昔ブッシュさんは選挙活動中に
不法滞在者にグリンカード(永住権)を取得できるようにすると発言したらしいが、
それを守らず最後の方はかなり非難されていたらしい。
結局選挙に勝つためには手段を選ばずということですね。
http://wwwhakusyo.mhlw.go.jp/wpdocs/hpyi200401/b0404.html
日本は高齢化が進んで若年層が
どのようにして年配の人を支えていくかというのが問題になっているが、
そのためには外国人の流入は1つの解決策だと思う。
といっても、今はそれどころではなく
国内の失業者の雇用のほうがもちろん先なわけですが。
P.S.
ちなみにアメリカにいるそういう人たちは
結構いい人が多いみたいですよ。
純粋に働きたいと思ってくる人はまじめで一途なんだと思います。
問題はたくらんでくる人たちですね。
P.S.2
そして、驚くことは日本人の不法滞在者も結構いるらしい。
一昔前は、語学留学する人のほとんどは不法滞在するために入国していたということで
語学留学名目で入国してその後住み着くというものだ。
さすがに今はそういうのはあまりないんだろうけど。
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