オバマさんの大統領就任が決まって、
しばらくたちますが、
アメリカにいる人は話題にそんなにしないものの
興味はあるみたい。
(非常に限られた狭いコミュニティの話だが)
そういう話にならないので
友達にオバマさん大統領になったねって言うと、
あの演説見た?・・・
と、さらさらと話し出す。
あ、みんな興味あるのね。
で、オバマさんについて聞いてみると、
あれは大統領になってもおかしくない人なんだっていう風に言っていた。
実は、初の黒人大統領ということですが、
オバマさんの生まれとか育ちはかなりいいもので、
教育レベルが半端じゃないらしい。
両親のうち片親が白人で、
そのおかげでしっかりした教育を子供のころから
受けてきている。
そして、そのおかげで彼はハーバード大学を卒業しており、
白人のエリート集団の中で認められた存在だったらしい。
ハーバードで黒人。
ものすごく強い2つのアピールポイントを抑えていたわけだ。
ハーバードという大学は今のアメリカの大事なところをしっかり握っている大学で
ハーバードを出るとどこに言っても良い待遇のようだ。
僕の知る限り(科学)のハーバードを考えてみてもすごい。
たとえば、
クリントン大統領時代のナノテクノロジーイニシアチブの声明を書いた先生がいて
その先生の書いた論文は査読者が逆に先生に嫌われないように考えて遠慮して査読するとか、
別の研究室の卒業生は、
ほかの大学にいってもすらすら昇進し、簡単に学科長とか学部長クラスになるらしい。
そんなの僕からすると考えられないけれど
それぐらいの派閥というかステータスというか優秀な人が集まる大学なのである。
だから、そこで認められてきたオバマさんは
アメリカ社会の上層部には当然認められる。
その上、彼が黒人であることから
黒人や有色人層からの支持が得られる。
そして、対外的にもこれほどアメリカが自由で差別がない国なんだということを
アピールするのに適した存在はほかにいない。
もちろん、選挙中はいろいろ大変だったと思うが、
やっぱりほかの候補者に比べて
断然オリジナリティというか強みが多く大きくあったと思う。
僕もこういったわかりやすく強烈なアピールポイントを身につけていこうと思う。
そうすれば、ほかの人と同じ土壌での勝負はなくなるはず!
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