今まで海外に行く度に英語についてはいろいろ考えてきたけど、
最近新しい解釈が生まれてきた。
今までの考えで英語はシンプルな言語だから
世の中に広まったり、
コンピュータ言語の一部に採用されたり、
学問の世界で多く使われたりしているというところまでは考えてきた。
また、英語は何をしゃべっているよりも
抑揚をつけてリズムで話すって言うのが大事だということも
思っていた。
今回、LAに来てその二つが結びついた。
LAに来てからどうして英語を話す人は
抑揚がついていたり、体を使って話すのかなって
何度も何度も考えたんですね。
そしたら、アー、って思いました。
英語は単純な言語なので
難しいことを言うのは難しい。
その上、アメリカは移民で成り立っている国なので
自由に英語を話すスキルもない。
じゃーどうやって自分を表現するのか?
言葉がなかったら、人間はどうやって意志を伝えるかを考えてみればわかります。
言葉が通じない言葉が話せないっていうのは動物を見ればわかります。
動物みたいに、うなってみたり、羽を広げたり、踊ったり、
体を使って自分の意思を表現するんです。
つまり言いたいことはこうです。
英語の語彙が少ないのか語彙力がつたないのかはわかりませんが、
いろんなものを体や表情抑揚を使って表現しないと伝えられないんですね。
動物的になればなるほど、
英語はうまく話せます。
一方、日本語はきっと世界一難しいといわれるだけあって
そういう体を動かして表現しなくても言葉で表現できちゃうんですね。
そして、体を動かして表現するのをはしたないとする文化だったんです。
こう考えると、英語って言うものを
別の側面から見ることができる。
もっともっと感情的になって話せば、いい英語が話せるんだと思う。
最後に、僕の日本語は抑揚がないとよく言われてきたんですけど、
すごく知的だったんだなってことに気がつきました。
P.S.
これは仮説に過ぎないのであしからず。
4 件のコメント:
「英語は単純」
ってのも移民文化によるものが大きいと思うけどね。細かなニュアンスを伝えることより、はっきりと意図を伝えることを重視したというか。
日本語でも外国人としゃべるときは凝った言葉を使わないし。
そうやね、移民文化っていうのが大きいね。
きっと、英語でもイギリスの貴族英語はまた異なってたりするんだろうし。
移民が増えて、その移民たちの国の人が使うようになったからこそ、世界的に大きな地位を占める言葉になったんだろうけど、その代わりに単純にしないといけなくなったんだね。
この話おもしろい!
> もんがーさん
こういうの好きそうですよね。僕の角度からえぐった話とか好きですもんね。
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