UCLAに来て一ヶ月たちましたが、
日本とはすごく違う環境が今でも面白いです。
特に、人口分布。
UCLAはアメリカの大学なので
日本にいると白人が大半を占めていると思いますが、
アングロサクソンとアジア系アメリカンで70%
残り30%はアフリカ系アメリカンとかヒスパニックとからしい。
まさに、人種の坩堝(るつぼ)という感じですが、
70%をしめるアングロサクソンのほとんどは文型や医学系にいるんですね。
そうなると、工学系や理学系にいるのは
その大半がアジア系アメリカンになります。
もちろん、アジアからの留学生も多いのですが、
アジア人の親を持つアメリカ国籍の学生が多いということです。
なので、周りを見ると、
アジアなのかなぁという気持ちに少しなるときがあります。
また、日本の工学系や理学系と違うのは
UCLAは普通に女性率が高いということです。
その理由はおそらく、
文系にいくとアメリカで育ったアジア人とはいえ
言葉の壁や文化の壁があるためだと思います。
なのでアジア系アメリカンは工学系や理学系に進学することになり、
結果としてアジア系アメリカンは男女問わず理系進学が多くなる。
その結果として、理系の女性率が多いんだと思う。
P.S.
LAには日本人が数万人、韓国人が十万人くらい、中国人が百万人くらいいるらしい。
西海岸はアジアから近いアメリカだからこうなるんでしょうね。
ということは、東海岸にはアフリカ系とヨーロッパ系が多いんでしょうね。
2 件のコメント:
UCLAに女性が多いのは、州法でUCでの男女の割合を50:50にせよという法律があるからです。つまり同じ成績でも理系人口の少ない女性のほうがUCLAに合格しやすいのです。ただし、これは公立大学のみに適用され、私立大学では割合は自由です。たとえば、MITだと大学院レベルになると男女の割合は8:2から7:3です。
>文系にいくとアメリカで育ったアジア人とはいえ
言葉の壁や文化の壁があるためだと思います。
文化の壁は多少あるかもしれませんが、アメリカで育ったアメリカ人なので言葉の壁はありません。実際には親の影響が大きく、特に最近の移民だと親がエンジニアやIT等の理系職業であることが多く(特にインドや中国から)、親が理系科目を子供に薦める影響があります。この傾向は特に発展途上国の中国人やインド人等に強く、逆に日本人の親はあまり勉強する分野の押し付けをしないので、日系アメリカ人は他分野に渡って活躍しています。
> Uniさん
そんな州法があったんですね。これはびっくりしました。平等なのか不平等なのかわからないですけど、面白いです。理系に女性が多い理由がはっきりしました。ありがとうございます。
ということは、UCにきている理系女性は理系に来たほうがキャリア形成に有利ということで、理系に来ているんでしょうか?まぁ、それでも理系人口が増えて活性化するならありなのかもしれませんね。(もちろん真に理系を志向してきている人もいるとは思いますが)
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