若くして凄腕な教授の下で研究をしているわけですが、
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/02/blog-post_15.html
ここに在籍する間にどういう風にして研究テーマを探しているのか聞いてみた。
基本的にルートは2本。
・論文を読みまくってその延長上にあるものを考える。
・自分たちの技術の上で何ができるかを考える。
論文を読みまくるというのは、
世の中のトレンドであったり優れた研究結果などのいろんな情報を見ることで
新しい研究の種を見つけるというもの。
例えば、
今の時代は医療とか宇宙とかの研究が華だとか
まったく新しいデバイスの開発が行われたとか。
そして、そこには何がかけているだの
どうしたらもっと発展するだのを考える。
自分たちの技術の上で何ができるかというものは
ある技術を持っていたとして、
その技術を別のものに適応すれば
何か面白い現象は出てこないかなと考えるもの。
例えば、
TEMの中で温度制御ができる。
それならば見ることのできる現象は
拡散であったり形状変化であったり、
相変化であったり。
そこに、面白いものはないかと考える。
で、教授のお気に入りは
学会に参加していろんな発表を聞きながらアイデアを考えること。
すると、別の研究を見ているときに、
自分の技術と新しい研究が結びつく接点があるとのこと。
実はこれ、僕もしてました。
授業中や付き合いの学会の間に自分の研究のこと考えて
夢想にふけっているとなぜか良いアイデアが出てくるんです。
そして、うちの教授のポリシーとして結果は
運とハードワークに比例するというものがあって、
アイデアだしにおけるハードワークは
100個のアイデアのうち1個の素晴らしいがあれば良いというものです。
これは、本当にそうだと思います。
で、バレンタイン企画として、
来週金曜までに10個新規なアイデアを考えてきてねーっていわれました。
このアイデアは没ネタでもいいということなので助かりますが
そんなに1週間でアイデアが出るものかなーと思ってしまいます。
出ると信じて、出してみます。
P.S.
そんなことをいいながら、
うちの教授は僕らのシステムで何かを見れば確実に新しいことだから、
何をやっても良い線いけるよ!って言っている。
これは、何の研究をするかの部分を
100個考えた上で出てきた1個の優れた部分なんだと思いたい。
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