2009年2月17日火曜日

連邦国家


うちの近くに連邦政府ビルがあって、
連邦政府ってなんだっていう風になったので
ちょっと調べてみた。

連邦政府 -wikipedia
連邦政府(れんぽうせいふ)は、連邦制を採用する国の中央政府。通常の国家の中央政府に比べ、内政面では連邦を構成するや国などから一部の主権を移譲されるという形をとっているために権限が限定され、全国レベルに関係のある事項や外交・軍事などを司ることが多い。ただし、国によっては連邦制が形骸化し、通常の国家の中央政府と変わらない場合もある。

ようは、よく言われている、
「アメリカは州によって法律が異なるから、犯罪をしても隣の州まで逃げてしまえば、問題なくなることがある。」って言うやつですね。

これのおかげで
地方の各州はそれぞれの行政を好き勝手できるわけで、
アメリカは大統領が外交とか大きな問題にだけ専念できるんですね。

日本で考えればこういうことか。
各都道府県のことは各都道府県で対応してもらって、
政府は国レベルで考えないといけないことと、
外交だけに専念する。

今の地方自治体制度はどうなっているんだろう。
知事もいるわけだし、それなりに自由度を持って地方行政はやっているようにも見える。
ということは、日本も表立っては違うけどある意味連邦制度なのか??

それにしては、総理大臣が細かい仕事にも追われている気もする。

ちょっと勉強してみる必要があると思った。
その辺詳しい人いたら教えてください。

5 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お金の流れが一番大事かなぁという気がする。国からの補助金で成り立ってる=国の言う事を聞かざるを得ない自治体が大半でしょ。

ittadao さんのコメント...

> sakaharaさん
お金の流れは確実にあるね。地方税のほとんどが国に持っていかれる日本とまるまる州の利益になるアメリカではまったく違うみたい。この状態だと、結局都道府県は国の補助金に頼らざるを得ない。
それと、日本の都道府県は国の法律でがちがちに規制されていて、その隙間で都道府県の条例を作っているらしい。さらに、都道府県は国の司法機関(裁判所)に頼っているらしい。こうなると、都道府県にほとんど主権はなくなって、とうていアメリカの州みたいに独立をした政治を行うことはできないね。

とはいうものの、東京都知事とかは結構好き放題やっている印象があるけどなぁ。意外と、狭い範囲での活動なのかも。
(参考:http://onomichi-sns.jp/blog/blog.php?key=1467)

Unknown さんのコメント...

アメリカ連邦政府は単なるぼったくりの団体です。給料の30%ほどを州税と連邦税としてとっていますが、アメリカは基本的には連邦制なので州がそれぞれお金を出し合って連邦政府を運営しているため、連邦税は必要ありません。

ではなぜ連邦税を課税しないといけないかというと、アメリカの中央銀行Federal Reserve Bankへの紙幣発行に対する利子の借金を払わないといけないからです。つまり我々の給料はほとんどこのアホな借金の返済に使われているわけですね。しかもFederal Reserve BankはPrivate Bank。国によって運営されているわけではありません。一部の人がこのFederal Reserve Bankの株を所有していて、我々の税金が直接彼らのポケットに入るような仕組みになっています。

natsu さんのコメント...

連邦国家、、、日本もある意味では幕末まではこういう状態だったわけですよね。 その後、廃藩置県という形を取ったわけですが。
道州制についても議論しはじめていますが、難しいでしょうね。日本人にとって(特に官にとって)自由というのは言葉は知っていても使い方をしらない道具みたいなものですから。
お金の流れと自治(=個別の法律)の両輪でやらないとダメ。
ただ、システム”だけで終わる話”ではないと思います。

ittadao さんのコメント...

> uniさん
なるほど。コメントありがとうございます。連邦税はFederal Reserve Bankが発行したドル紙幣を借金するために発生する利子の返済になっているんですね。となると、アメリカ連邦政府はFederal Reserve Bankには頭が上がらず、Federal Reserve Bankの政策にそってアメリカ連邦政府は政治を行わなければなるんですね。Federal Reserve Bankが強すぎるために、彼らの意向を尊重して国営の中央銀行をもつこともできないってなると、完全にFederal Reserve Bankが牛耳っているってことになりますね。
自由の国が不自由に感じました。そして、そんなドルが基軸通貨でいいのかと思いました。

> natsuさん
そうですね、昔の日本は連邦制度だったんですよね。そして、官の人が自由をうまく使えないというのにも納得しました。官の人たちは彼らの制度的制約もあって、システムを作って終わることが良くありますからね。そのシステムに魂を入れて一人で走り始めるまでが仕事なのに。
官の人がうまく自由を使えるようにするためにも、アメリカのように自由をうまく使える人を顧問的に雇うのがいいんでしょうね。そいう、経営感覚持った人を指名して行政をまわしていく。もちろん、うまく経営できなかった人は交代することになるんでしょうけど。