2009年3月16日月曜日

SCSN

知り合いのGさんが主催しているという
SCSN(Southern California Science Network)というのに参加してきた。
http://www.scsn.us/home.html

基本的に研究者の発表を1時間聞いて質疑ということで
T大学電気工学でいうところの輪講+αという感じで、
その分野のバックグラウンドから詳細まで聞くことができる。
知らない話でも面白いと思えるくらいは理解ができるわけです。

さて、そんなSCSNですが、
今日の講演はNASAの人とiPS細胞の研究の人で
アメリカだなーとひしひしと思った。

詳しいことは省略するとして、
やはりアメリカは実用化ということを意識した研究が多いのかなと思った。
NASAの研究は実社会に持ち込めるかの試験をするほどだったし、
iPS細胞の研究はいかに高効率でiPS細胞を調べるか、つまり実用化を早めるか
というものだった。

なんとなくだけど、ヨーロッパは純粋科学をしていて、
アメリカは経済につながる研究をしている感じがする。
資本主義に適しているのは明らかに経済につながる研究だろう。

まぁ、なかには経済は度外視しているという
うちの教授みたいな研究者もいるけど、
彼は流行に乗って研究を進めているから
無意識に経済を意識していることになる。

ま、そんな感じで、
いろんな人に今日は会えたので、楽しかった。
そして、久し振りにあんなに日本人のいるところに行ったなと思った。

P.S.
よくNASAでは他所にはいえない研究をしているといいますが、
そういうことはほとんどないようです。
もちろん、そういうこともありますし、
アメリカ人でしかできない研究というのもあるようですが。

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