最近の自動車企業の倒産は生活をしていて
何か影響を感じるということはありませんが、
大きな出来事でしょう。
関係はありませんが、カリフォルニア州で以前、
電気自動車が普通に街中を走っていたのをご存知でしょうか。
面白そうなDVDがあったので
買ってみてみました。
タイトルは「Who Killed the Electric 」です。
僕はこれを買うとき、技術的にはできているけど
市場に出回るにはいろいろな圧力がある
ということかなぁと思って見始めたのですが
どうやら、実際に街中を走っていたものが
回収・廃止されたというのです。
これには正直驚きました。
しかも、電気自動車は各社GM、Ford、Toyotaなど
錚々たる企業が売り出していたにもかかわらずです。
理由は、
消費者の認知、燃料電池、石油利権などが
絡んでいるということでしたが、
まぁ、石油利権が一番の理由だというのは火を見るより明らかです。
なぜなら、消費者に認知されていなくても
きちんと認知している人たちは虜になっていて
回収された後もスクラップにしないでくれと
何年もの間デモをしていたくらいです。
こういう電気自動車に愛を持っている人たちがいる以上
企業にとっては生産しない理由はありません。
そして、インフラも写真に電気ステーションがあったことを示す以上
整っていたことがわかります。
燃料電池は電気自動車よりもエコで燃費がいいということですが、
まだ開発に時間がかかります。
それなら、燃料電池自動車が生まれるまでの間
電気自動車を売り出しておいて問題はないのです。
ハイブリッド車が市場を席巻するのなら電気自動車を販売しない理由は見当たりません。
そして、石油利権。
これは否定の使用がありません。
ドルが基軸通貨でいられる理由が石油にある以上、
石油の価値が下がるとドルの価値がそれに応じて損なわれます。
そして、世界経済に与える影響や石油でも受けている人たちに与える影響は
避けて通れません。
電気自動車の販売が続いていたとして
倒産が避けられたかというとそんなことありませんが、
そういう技術が日の目を見ることで
世の中が良い方向に進んだとは思います。
P.S.
アメリカでは既存権力の利権を脅かすような技術の開発は難しいのかなぁ。
日本でも難しいようですが。
2 件のコメント:
これはちょっと見てみたいな。ドイツの風力発電も利権で一気に減ったみたいなことも聞いたことがある。
> さかはらさん
興味あったら貸すよー。どの程度期待にこたえる内容かわからないけど。
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