2009年6月8日月曜日

Clothes Line

(写真はwebから)

性犯罪ということで思い出すのは、
UCLAのキャンパスで行われていたClothes Line というイベントだ。

はじめてみたときは、大量のTシャツが飾ってあって
何なんだろうと思ったのを覚えている。

ものすごくインパクトのある展示だったので、
なにかの主張をしているんじゃないかなと思って
そのとき一緒にいた友達にあれなんだ?ってきいてみたけど、
彼もわからないって感じだった。

そして、後日もう一度いってみると、
やはりそれは主張をしているのであった。
その主張のテーマは、性的犯罪を受けた人の気持ちとかそういうのだった。
Tシャツの色毎に受けた性的犯罪の種類わけがしてあるというものだ。

こういうのは、確かに性的犯罪を受けた人が気持ちを吐き出すのに
すごく重要だと思った。

僕みたいな関係のない人が見に行っても
本当の気持ちは正直わかりえない。
ひどいなぁとかこんなことが本当にあるんだなぁとか思うくらいだ。
そして、犯罪をする人が見たら逆に喜んでしまうかもしれない。

でも、傷ついた人たちが
こうやって少しでも前向きに歩き始める一歩を踏み出す
きっかけにはなるんじゃないかなと思った。
こういう人たちの意見が抹殺されないのは大事だなと思う。

P.S.
身近なものを大量にカラフルに意外に飾って、
人の興味を引くという点でこの展示方法は素晴らしい。

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