以前、豚インフルエンザへの対応と言うエントリーを書きました。
http://ucla-2009.blogspot.com/2009/05/t-vsuc-la.html
そこで、日本は豚インフルエンザに悲観的で
アメリカは豚インフルエンザに楽観的と
感じたいうことを書きました。
そして、そのコメントにも書いたのですが、
あるブログでは日本がニュースに対して悲観的ということが
世界の常識のように笑いものにされているということを読みました。
そして、相部屋の中国人はどうしてアメリカ人はこんなに豚インフルエンザに無防備なんだろう
といっていたのを聞きました。
そして、出てきたひとつの結論は結局狩猟民族と農耕民族ということでした。
参考までに過去のエントリーをご紹介。
狩猟民族と農耕民族 その1:http://ucla-2009.blogspot.com/2009/04/1.html
狩猟民族と農耕民族 その2: http://ucla-2009.blogspot.com/2009/04/blog-post_2614.html
狩猟民族と農耕民族 その3:http://ucla-2009.blogspot.com/2009/04/3.html
かいつまんでおさらいをすると、
狩猟民族は論理でものを考えて
農耕民族は経験でものを考えるというものです。
こういう二つの民族に豚インフルエンザの流行の兆しがあるということを
伝えたらどうなるでしょうか。
狩猟民族は得られる情報を元に
豚インフルエンザを分析し始めます。
そして、弱毒性だ死者はあまり出ていない
という情報からそこまで危険ではないと考え始めます。
農耕民族は今まで経験したことのない
豚インフルエンザに対して、
未知の不安に恐れ始めてしまいます。
そして、過去から似たような経験である
スペイン熱の情報を持ち出してきて
そのときの被害と豚インフルエンザを重ね合わせてみます。
そして、広がるととんでもないということを考え始めます。
ちょうど、江戸時代末期に来た黒船の来襲と
同じ感じなのかもしれませんね。
もちろん、これだけが理由ではないのでしょうが、
これもひとつの答えなのかなと思います。
今まで経験したことのないことが怒涛のごとく起こる昨今
農耕民族はなかなか苦しい状況だなぁと思いました。
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